本田圭佑が決勝アシスト…CSKAモスクワの2戦ぶり勝利に貢献

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 ロシア・プレミアリーグ第5節が18日に行われ、日本代表MF本田圭佑の所属するCSKAモスクワとクバン・クラスノダールが対戦。本田は先発出場した。

 ホーム戦に臨んだCSKAモスクワは、開始10分にアラン・ザゴエフがミドルシュートを放ったが、相手GKの好セーブに弾かれた。それでも直後には、本田がGKからのロングボールを右サイドで受け、中央にパスを供給。ゴール前でボールを受けたアーメド・ムサが左足でミドルシュートを突き刺して、先制点をもたらした。

 先制に成功すると、CSKAモスクワはボールを保持する時間帯が続く。40分には、ザゴエフがゴール正面からクロスバーをかすめるミドルシュートを放つなどチャンスを作るが、前半は追加点を奪えずに、折り返した。

 CSKAモスクワは後半開始直後に攻め込まれるシーンも見られたが、GKイーゴリ・アキンフェエフの好セーブもあり、同点ゴールを許さない。徐々にリズムを取り戻すと、59分にはザゴエフが自陣から送ったロングボールにドゥンビア・セイドゥが反応。飛び出してきたGKとの競り合いを制したが、ゴール正面から放ったシュートはわずかに外れた。65分にもカウンターからザゴエフがスルーパスを送り、ムサがGKとの一対一を迎えた。しかし、シュートはGKの好セーブに遭い、追加点とはならなかった。

 絶好機を逃すことが続くと、73分にはドゥンビアに代えてゾラン・トシッチを投入。83分にはトシッチがペナルティエリア内でシュートを放ったが、GKの好守に阻まれた。

 CSKAモスクワは終始試合を支配したが、追加点は奪えなかった。しかし、守備陣もクバンを完封。1−0と勝利を収め、2試合ぶりの白星となった。決勝アシストで勝利に貢献した本田は、後半アディショナルタイムにゲオルギ・ミラノフと交代した。