賃貸住宅契約時、こんなトラブルには要注意!

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いよいよ新生活がスタートして、期待でいっぱいの季節がやってきます。

進学や就職で、住まいを新たにされる方も多いのではないでしょうか。

さて、転居のときの最大の重要事項として、賃貸住宅の契約があります。

たとえ賃貸といえども、契約事なので慎重に進めたいところですね。

本来ならスムーズにいって当たり前なのですが、引っ越しが初めての人だけでなく、転居は慣れっこという方でも、意外な落とし穴やトラブルに巻き込まれることもあるのです。

そこで、「マイナビ賃貸」では、マイナビニュース会員の方に「賃貸住宅契約時のトラブル」について質問したところ、参考になる回答が多く寄せられました。

■賃貸住宅契約時にトラブルトップは「駐輪場・駐車場」についてQ.賃貸住宅契約時にトラブルにあったことはありますか?有効回答数397件のうち、「トラブル経験がある」と答えた人は27人、「トラブル経験がない」と答えた人は370人と、圧倒的に「トラブルの経験は少ない」という結果になりました。

ただ、トラブルにあった人の内容はとても深刻なもので、当事者としてはかなり大変だったようです。

Q.実際に起きたトラブルは何ですか?1位 駐輪場・駐車場   6名2位 敷金・礼金     4名3位 予約金・手付金   3名3位 入居審査      3名4位 契約書       2名4位 残金支払い     2名4位 契約の開始時期   2名5位 家主の契約拒否   1名5位 連帯保証人     1名その他、「インターネットが繫がっていると聞いていたのに、実際は4階以上は繫がっていなかった」、「前入居者の置きっぱなし」などもありました。

Q.実際に起きたトラブルのエピソードを教えて下さい<説明不足>・水道料金、排水料金の内容(46歳/男性/営業職)・家賃33,000円と書かれていて、翌日電話で「実は共益費が2,000円かかるので、月35,000円になると言われた(25歳/男性/技術職)・契約の開始時期が不動産屋が言ったのと違っていた(28歳/女性/専門職)<契約やお金に関すること>・契約直前に断られた(33歳/男性/技術職)・月の半ばなのに、1ヶ月分の家賃を請求された(49歳/男性/技術職)・入居時に清掃されていなく汚かった(36歳/男性/営業職)・ルームシェアに理解のない大家が多く、入居審査で何度もひっかかりました。

また、実家が地方なのに、都内近郊に住んでいる人しか連帯保証人に出来ないという理不尽な理由で断られた(33歳/男性/クリエイティブ職)<駐輪場・駐車場に関すること>・駐車場は1台のみと連絡したのですが、「縦列駐車のところしか空いていない、2台分かかる」と言われ、結局1年以上2台分払わされました(36歳/男性/技術職)<入居・退去の際に>・電気はこちらで止めますといったのに止まっていなく、住んでいない分まで払わされた(26歳/女性/その他)・前の入居者の使っていた電化製品が置きっぱなしになっており、撤去してもらうことになっていたが対応されておらず、クレームの電話を入れたが、撤去は受け付けていないと言われ、撤去しなければ家賃を払わないと言い、なんとか撤去してもらった(33歳/男性/その他)とても中身の濃いトラブル内容で、対応や解決方法については是非参考にしたいと感じたアンケート結果となりました。

契約事だからと、みなさん慎重に慎重を重ねているつもりでも、不可抗力や大家さんの勘違い、仲介業者のミスなど、トラブルを避けられないケースもあるようです。

スムーズにいって当たり前の賃貸住宅契約ですが、部屋を借りる側としても基本的な予備知識は持っていた方がよさそうです。

賃貸住宅契約時には、事後のトラブル回避のためにもしっかりと契約内容を確認して、快適な賃貸生活をスタートさせたいものですね!(文・エスタイル)アンケート対象:マイナビニュース会員調査時期 : 2013年3月13〜15日調査数 : 500名(男性252名 女性248名)調査方法 : 回答者限定ログイン式アンケート