年末の“温泉×ご当地蕎麦”が老化を防ぐ!?

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年末を温泉地で迎え、今年一年の疲れを洗い流し新年を迎えたいという人は多いのではないだろうか。だが身体の疲れは内に蓄積するもの、年末の忘年会ラッシュ等を乗り切った身体を癒しきるには、五臓六腑もケアしなければならない。そこで注目したいのが、温泉地でよく見かける蕎麦である。




蕎麦に含まれるビタミンB2は、たんぱく質や脂質、糖質などの代謝を助け、成長、発育を促す。皮膚や粘膜を保護し、肌の生成を促すので、温泉と併せれば肌のケアに効果絶大だ。また蕎麦に豊富に含まれているアミノ酸“リジン”は疲労回復の効果と脂肪の蓄積を防止する効果がある。そしてポリフェノールの一種である“ルチン”は活性酸素を除去する酸化防止作用があり、これは老化を防止する効果をもつ。疲労をとるだけでなく美容効果まで期待できるとあれば、女性だけで行くのはもちろん、男性がいつまでも綺麗でいてほしいパートナーと過ごすプランとしても、温泉と蕎麦の組み合わせはおすすめだ。




“温泉と蕎麦”と聞いてピンとこない人もいるかもしれないが、事実、蕎麦を楽しむことができる温泉地は多い。




たとえば、山形県の「かみのやま温泉」がある上山は蕎麦の里としても有名で“そば街道”には県内有数の蕎麦屋が並ぶ。




また栃木県の「日光温泉」には、日光山麓から流れる澄み切った水を使用した手打ちそば店があり、日光市の人口1人あたりのそば店舗数は日本一。日光名物のゆばをのせた「ゆばそば」もある。




島根県の「玉造温泉」は、そばの実を殻ごと挽くため麺が色黒でコシの強い「出雲そば」が有名。他にも、温泉地には“蕎麦の名所”が数多く存在する。温泉地は水が綺麗なところが多く、蕎麦文化も発達しやすいからだ。自然豊かな景色に包まれ温泉に浸かったあとの“年越しそば”は、ご当地蕎麦を味わいたいものだ。




【関連リンク】

近くでそばが食べられる温泉地(ゆこゆこネット)

http://www.yukoyuko.net/onsen_news/ranking/selection_121220.html