8日深夜、フジテレビ「すぽると!」では、今月11日より、アウェーで再開されるW杯アジア三次予選に臨むハーフナー・マイクに、同局・本田朋子アナウンサーがインタビューを行った模様を放送した。

自身のスパイクに「今年厄年」という文字を入れているハーフナー。インタビューの冒頭、本田アナから、その理由を訊かれると、「みんなと同じっていうのも嫌なので。たまたま今年厄年だったので、それスパイクに入れちゃおうということで。狙ったわけじゃない、はい」と苦笑い。

今でこそヴァンフォーレ甲府のエースとして活躍するも、横浜F・マリノス、アビスパ福岡、サガン鳥栖時代は、目立った成績を残せず、不安と迷いの日々だったというハーフナー。「4年目までこれといった結果もなくて、これから先、プロでやっていけるのかって」と、当時を振り返るも、「ちゃんとした練習場がないっていうのが驚き。シャワーが外にあったり、転々と練習場を移動したり。メンタル的にも絶対やらなきゃ、結果を残さないといけないと思うようになった」と語り、J2の環境下で鍛えられたメンタル面にも触れた。

そんな折、今年の8月には、日本代表にも選出され、タジキスタン戦では2ゴールを挙げた。「(ザッケローニ監督からは)ワントップで出ているので守備はしっかりと。攻撃の面では、味方からボールがきたら、一回簡単に捌いてゴール前に入っていけと。それはできていたと思います」と評価しつつ、「気持ちを強くもって戦うことが大事ですし、ミスとかしても、気を落とさずポジティブに教訓にしてどんどん成長していくのはメンタルとかも大事」と語る。

また、インタビューの後半には、本田アナから「以前の自分に声をかけるとしたら?」という質問を受けると、ハーフナーは「慌てるなっていう。マリノスにいた時期から早く試合に出たい。早く結果を残したいという思いが強くて、逆に空回りしたり」と回答。現在の状況については「毎日のように取材とかもきますし、個人的にはちょっと恥ずかしくて嫌です。言葉は出てくるんですけど、カメラ向けられるのが嫌」とシャイな一面をうかがわせた。

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