能登半島地震や少子化などの影響により、石川県輪島市の小中学校では、2026年度から学校の区割りが再編されます。

各学校は閉校式の日を迎えました。

児童の言葉「たくさんの思い出があった河井小学校。取り壊された様子を見て、とても寂しい気持ちになりました。みんなで戦った運動会、離れ離れになった友達と過ごした教室での時間、どれも大切な思い出です。きょうで閉校になりますが、僕たちは新しくなる輪島小学校でまたたくさん思い出を作っていきます」

地震や豪雨で甚大な被害を受けた輪島市の12の小中学校は、4月に小中学校が一つずつ、小中一貫の9年制義務教育学校が二つの合わせて4校に再編されます。

こうした中、仮設の6小学校では合同の閉校式が行われました。卒業したばかりの6年生も出席しました。

「同時に新しい物語が始まる日」 最後は6校の校歌斉唱でお別れ

河井・大屋小学校 冨水聡校長「きょうという日は私たちにとっては一つの物語が幕を閉じる日であり、同時に新しい物語がはじまる日でもあります。運動場を駆けまわった日々、教室で夢中になって学んだ瞬間、地域の皆様に支えられた行事の数々、そのすべてが宝物の様な記憶となっております」

式では各学校の旗が返納されたあと、6人の児童が閉校するそれぞれの学校に感謝を述べました。

児童「カタツムリを集めたりしたり、すごく懐かしいです。そんなかけがえのない日々が宝物です。私たちは大屋小学校で色々なことを学び、色々な挑戦を通して成長しました」

最後に、児童たちは6つの小学校の校歌を歌いました。

地震や豪雨に負けず希望を抱く姿は、地域の宝として欠かせない存在です。

4月からは「輪島小学校」として、新たに仮設校舎での生活が始まり、2028年の秋から新校舎で授業が行われる予定です。