【スプリングS】クレパスキュラー 無傷の3連勝へ栗田師「いい時計」 ハミをリングに変更&プール調整で気性面改善
「スプリングS・G2」(15日、中山)
スムーズな走りを見せた。新馬戦−ひいらぎ賞と無傷2連勝中のクレパスキュラーは11日、美浦坂路でタイセイモノリス(3歳未勝利)と併せ、4F51秒9−38秒3−12秒4の時計で併入。パートナーの後ろからリズム良く追走し、徐々に加速して最後にしっかり脚を使った。栗田師は「いい時計で走れたし、息遣いも良かったです」と納得の表情だった。
高い能力を秘めつつも、あふれ出る闘争心が邪魔をして難しさを見せてきた。その改善が最大のテーマで、まずはハミをリングに替えた。「以前、リングを試した時は口の敏感なところを見せたけど、今回は2週前から替えてなじんでいる」と説明。強制力の強いハミがフィットしている。
調教方法にも変化を加えた。人との信頼関係を築くため、この中間からプール調整を取り入れた。「水に入るのは不安なので寄り添っている人に頼ることになる。人の指示で入って、人の指示で出る。しつけの一環としてやってきました」とうなずく。それらの効果で1週前、今週の追い切りではスムーズな動きを披露。取り組んできたことの成果が現れている。
「スピードとパワーを兼ね備えていて心肺機能も強い」と素質の高さにほれ込む逸材。そのポテンシャルを実戦で引き出すことだけを考えて調整しているが、調教段階ではその課題をクリアした。「ここをしっかり勝ち切って大きな舞台を目指したいです」。やれることはやった。あとは結果を待つだけだ。
