【広島・原爆の日】平和宣言で被爆者の「ネバーギブアップ」引用し若い世代の行動を呼びかけ
広島は80回目の「原爆の日」を迎えました。広島市の松井市長は、被爆者の「ネバーギブアップ」の言葉を引用し、若い世代に行動を呼びかけました。
広島は、80年前のあの日と同じ様に暑い朝を迎えました。
平和記念式典が終わったあとも、平和公園では多くの人が手を合わせています。
祈りは未明から続いています。
原爆慰霊碑の前では、まだ暗いうちから被爆者やその家族が祈りを捧げていました。
「7人家族で6人亡くなった私一人が残った。いつもこの時間にゆっくりお参りしている」
■82歳の女性
「また来るね。主人は胎内被爆でしたので。自分の我を捨てて素直になってもらえればこういうことは起きないと思う」
松井市長は、平和宣言で、日本被団協の代表委員を務めた坪井直さんの言葉を引用しました。
■広島市 松井一実市長
「決してあきらめない『ネバーギブアップ』の精神を若い世代へ伝え続けた被爆者。次代を担う若い世代には、市民レベルの取組の輪を広げてほしいのです。」
■こども代表
「私たちが、被爆者の方々の思いを語り継ぎ、一人一人の声を紡ぎながら、平和を創り上げていきます。」
平和記念式典には、ロシアは参加を見送った一方、同盟国のベラルーシは出席。そのほか、パレスチナや台湾が初めて出席するなど、過去最多となる120の国と地域が参列しました。
被爆から80年。被爆者の平均年齢は86歳を超え、あの日を語れる人が減り続ける中、継承の重みが増しています。
(2025年8月6日午前11時30分)
