齋藤元彦氏は「おばあちゃんをおんぶする不良」なのか 恵俊彰の例え話に異論も
タレントの恵俊彰さんが、2024年11月18日放送の情報番組「ひるおび」(TBS系)で、17日に行われた兵庫県知事選に斎藤元彦前知事が再選したことについて、独自の見方を披露した。
斎藤氏の再選、SNSの力も影響か
今回の県知事選は、パワハラ疑惑による県議会全会一致の不信任を受けた斎藤氏の失職によるものだ。斎藤氏のほか、元尼崎市長の稲村和美氏ら7人が出馬した。
斎藤氏をめぐっては、県議会からの不信任決議を受け失職が決まった9月時点では批判の声が大きかった。しかし、齋藤氏が県議会の調査特別委員会(百条委員会)で証人尋問を受けるまでの経緯をめぐり、真偽不明のものを含めさまざまな情報がSNS上に飛び交うようになった。次第に斎藤氏を応援する声も増え、街頭演説に多くの聴衆が集まる画像も投稿された。また、斎藤氏は自身でもSNSで積極的に発信した。
「ひるおび」では、知事選について取り上げる中で、斎藤氏の再選の要因としてSNSの影響にも言及した。
その中で恵さんは、風当たりの強かった失職当時から再選するまで人気を集めたことについて、「嫌な人だと思っていたのが、ワンシーンだけ良いシーンを見ると――(例えば)不良の子がおばあちゃんをおんぶして歩いていると、本当はいいやつかもと余計に思ったりする瞬間があるじゃないですか」と例えた。
さらに、斎藤氏が「完全に悪人だったのが違うかもしれない」との情報がインターネット上に一度出回ると、「自分が求めている商品が次から次へと提示されるように、似たような情報が山のように降ってくる」として、「それを見ているうちに、(意見が)変わってくるってことがあるかもしれませんよね」との見立てを披露した。
恵さんのこの意見にXでは一部で、「民意を馬鹿にし過ぎだろ?!」「県民にバカって言ってる?」といった声も寄せられた。