【プレミア12】決勝犠飛の栗原陵矢「五十幡が三塁走者というのを忘れていた」
日本代表・侍ジャパンは17日の「プレミア12」オープニングラウンドのキューバ戦(台湾・天母球場)に7―6で競り勝ち、スーパーラウンド進出を決めた。中盤に相手の追い上げを食らい、6―6の同点で迎えた8回に栗原陵矢内野手(28=ソフトバンク)の貴重な犠飛が決勝点となった。
試合後、ソフトバンクで同僚のモイネロから放った犠飛について「なんとかしたいという気持ちだった。五十幡が三塁走者というのを忘れていたんですが、1球ファウルを打った際にものすごい勢いでホームをかけ抜けたのを見て、イソが三塁いてくれるなら大丈夫だなとホッとした。打った瞬間、イソなら大丈夫と思った」。チーム随一の俊足を誇る五十幡(日本ハム)の脚力を信じて打ち上げた左翼への飛球だった。
前日の台湾戦は15日の韓国戦で右上腕付近に受けた死球の影響で欠場。2試合ぶりのスタメンで貴重な一打を放ち、勝利に貢献した。