待ちに待った冬の味覚ズワイガニ漁の解禁ですが、金沢で捕れたカニのブランド力を高めようと、オスの「加能(かのう)ガニ金沢」と、メスの「金沢香箱(こうばこ)」を使った豪華なディナーの提供が金沢市内のレストランで始まりました。

例年よりも2日遅い8日に初水揚げされた地物のズワイガニ。

漁港では、甲羅の大きさを一つずつ測ります。

金沢で水揚げされ、甲羅の幅が11センチを超えるもの「加能ガニ金沢」を発見です!「加能ガニ金沢」の目印となる黒いタグがついています。

金沢市では、加能ガニ金沢を多くの人に味わってもらいたいと、様々なレストランとコラボレーションして新たな食の魅力を提案しています。

独創的なカニ料理 「タコス」も登場

金沢市岩出町のフランス料理店「レ・トネル」のシェフ、メキシコ出身のマルコ・サントスコイさんは、カニを使ったタコスなど独創的なメニューを提供します。

その日に収穫された自家製の野菜とともに、カニをふんだんに取り入れたなんとも贅沢なフルコースを楽しめます。

兵藤遥陽アナ「加能ガニ金沢のタコスです。こんなタコス見たことないですよ。おしゃれですね。タコスらしさのあのスパイシーな感じもありながら、この加能ガニ金沢のプリッとした食感がすごく合いますね。タコスのこのスパイシーさと引き立て合ってますね。うわぁおいしい!加能ガニってこんな感じにもなるんですね」

マルコ・サントスコイさん「メキシコの物なんですけど、少しだけフレンチ風にしてあります。畑の野菜と、私のメキシコの文化と金沢のカニを合わせたら絶対良い物を出せると思いました。」

加能ガニ金沢と金沢香箱を食べ比べできる「金沢蟹ディナー」は、金沢市内7つのレストランで12月22日まで楽しめます。