ジ・オルトリーグは、コンバットのマーケティングローンチを考案する際に、最近変更された「名前、イメージ、肖像権(NIL)」に関する規則によって学生アスリートがブランド契約を受け入れることが許可されるようになったことを受け、それを活用して注目されている若手アスリートを採用した。レイクビューアカデミー(Lakeview Academy)のキャッチャーで、インスタグラムに140万人、TikTokに290万人のフォロワーがいるジェイデン・ウォルトン氏は、コンバットのキャンペーンに参加している数人の若手アスリートのひとりだ。ジ・オルトリーグの共同エグゼクティブクリエイティブディレクター、キミ・ピーターソン氏は、「我々の計画は、これらの若者たちを世に送り出し、ミュージックビデオのように撮影することだった」と語る。「我々は彼らをスターのように扱った」。NIL規則の緩和は、WNBAのようなプロスポーツリーグにとって追い風となっている。WNBAは、学生選手がキャリアの早い段階でファン層を形成することで恩恵を受けてきた。MLBの視聴率は今年5%伸び、10月25日に開幕したワールドシリーズは、現在一試合あたり400万人近くが視聴している。「我々は長年にわたって多くのプロアスリートと仕事をしてきた」と、ジ・オルトリーグの共同エグゼクティブクリエイティブディレクター、リック・アルバーノ氏は言う。「だがキャリアをスタートさせたばかりのこうした若者たちには非常に熱意がある。ソーシャルメディアに囲まれて育ち、自分のビジネスを構築している。彼らは自分が何をしているのかわかっているのだ」。[原文:Baseball brands are taking cues from basketball’s relationship with fashion]DANNY PARISI(翻訳:Maya Kishida、編集:戸田美子)