Image: Nintendo / YouTube

10月に発売された任天堂の目覚まし時計「ニンテンドーサウンドクロック Alarmo」。ゲームの世界観で朝目覚められるサイコーな多機能目覚まし時計なのですが、その存在感からさっそくハッカーの目にとまってしまいした。

Alarmo魔改造

目覚まし時計を魔改造したのは、YouTubeのGaryOderNichtsチャンネルのGaryさん。なんと、FPSゲームの『Doom』をAlarmoでプレイしています。…どゆこと?

目覚まし上の部分で動きを、左右のボタンで武器の操作が可能です。ただし、メモリ制限があったそうでDoomのゲーム音はのせていないとのこと。

ハードウェア系ハッキングを得意とするGaryさんですが、Alramoでゲームプレイするのに部品の交換や追加は一切行なっていません。中を開けての分解もなし。また、Alarmoの基本ソフトウェアをハックする必要もないとのこと。

発売後すぐに分解し、その内容をポストしたXユーザーSpindaさんの解説を参考に、Raspberry Piに接続しあれこれいじったそう。Alarmoには半導体STM32H7 MCUが搭載されていることがSpindaさんのポストでわかったのがラッキー。Garyさんいわく、これ関連のコードはネットで無料でたくさん公開されているので参考にできるものが多かったとのこと。

で、最終的にはUSBポートを入れ、目覚ましのUSB-Cポートから自作ファームウェアを取り込みDoom魔改造は完成。この方法では、ファームウェア次第でDoom以外の魔改造も可能です。

もし、GaryさんのようにAlramoでDoomやりたいという強めな方が他にもいらっしゃいましたら、手順とコードがGitHubで公開されています。

Source: Gary’s Hacking Stuff

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