テツandトモ、江頭2:50からピーコまで…Xで拡散された、人柄の良さがわかる芸能人エピソード

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芸能人を偶然見かけた時、テレビやイベント等で見せているイメージと同じ印象だと安心するもの。X(Twitter)では、芸能人や著名人が、どんな場所でもイメージを損なわないよう振る舞っている様子や、元々の人柄が感じられる目撃談がたびたび拡散されている。

テツandトモが地方で大人気の理由

「売れっ子の芸人が地方でライブをする時に、明らかに手を抜いていると感じることがある」という投稿が物議を醸したことがある。

売れてる芸人が地方でライブをしてくれるのは楽しいけど明らかに手抜いている人がいると悲しくなる→地方は結構手を抜いた芸人を忘れないことがある

だが、同時にポジティブな話も湧き上がっていた。それが、お笑いコンビの「テツandトモ」に関するエピソードだ。

テツandトモといえばやはり「なんでだろう〜」

この2人はテレビで見かけることは少なくなったが、実際は地方イベントで大活躍していることは知られている。X(@tetsu__and_tomo)の投稿も、公演の様子や会場に向かうときのオフショットが中心だ。そんな2人をイベント等で見たというXユーザーからは

「何かのイベントの間のコーナーでしたが、全力で一生懸命に汗だくになりながらネタを披露してくれました」

「呼んでくれた土地を調べ上げて、そのステージ限定のご当地ネタを披露してくれるから評判が良い」

「地方の高校に2組の芸人さんを呼んだ時に”テツトモ”だけはいつもと変わらない感じでやってくれてみんな大喜びした」

というコメントがあり、地方公演においても安定した好感度の高さがわかる。

また、江頭2:50さんについても

「地元(ど田舎)の短大の学祭に来てくれた。いつもと変わらず一生懸命盛り上げてくれて、身体を張ってくれた」

「学祭の時に記念写真撮ろうと待機してたら、私服からいつものタイツに着替えてきてくれた」

など、いつでも変わらぬテンションでいることがわかるエピソードもあった。

まとめではこの他にもハリウッドザコシショウさん、タイムマシーン3号さん、サンドウィッチマンさん、サンシャイン池崎さんといったお笑いタレントに関するポジティブな投稿が集まっている。

「本物の王子だった」及川光博さんのエピソード

ファンに対するサービスが手厚い人として、たびたびXで話が拡散されているのが及川光博さんだ。及川さんの握手会に参加したファンの人から話を聞いたときは、きめ細やかな対応に驚かされた。

【記事】及川光博さんの握手会、12秒間見つめられ赤いバラを渡されるという手厚さが話題に…参加者に詳細を聞いた

そんな及川さんのエピソードがまた最近Xで話題となった。

及川光博さんのキラキラエピソードがXに多数投稿される「本物の王子だった」「ファンの方々のマナーが凄くいい」

今回話題となっていたのは、ステージ以外での及川さんの振る舞いだ。

「通路で鉢合わせしたときに、ものすごい優雅にベルばらみたいに道を譲ってくれた」

「空港で偶然横に並んでしまい、あわあわしてたら機内に入る順番を『どうぞ』と譲ってもらった。ステージ外でも本当に『ミッチー』だった」

「バイト先の飲食店に何度か来ていたけど、本当に感じがよかった。男性陣も『マジでいい人』『あれは惚れる!てか惚れた!』と言っててメロメロになってた」

というように、オン・オフ問わず紳士的な態度だという目撃談が多く、及川さん自身の人柄がうかがえる。長年のファンから「王子様」と呼ばれているのも御本人の資質から来るものなのだろう。

「優しくて素敵な方でした」ピーコさんとのエピソード

タレントでファッション評論家のピーコさん。2024年9月3日に訃報が流れた時は、生前のエピソードも多数Xで出回っていた。

辛口で知られるピーコだがファッションチェックで一般人姉妹に対し「お母様の手作りだそうです。私にできる批評はありません」って言ってて素敵だった

ピーコさんはかつて情報番組で「辛口ピーコのファッションチェック」というコーナーを担当していた。芸能人や、街にいる人たちのファッションについて容赦なく批評する人気コーナーだ。

そのコーナーのある放送回について、作家の深志美由紀さんがXに投稿した。それによると、お母様の手作りの服を着ていたという一般人の服装について、ピーコさんは「私にできる批評はありません」とコメントしたのだそう。

辛口で知られるピーコだがファッションチェックで一般人姉妹に対し「お母様の手作りだそうです。私にできる批評はありません」って言ってて素敵だった

この投稿を読んだXユーザーからは「こういう話素敵すぎる」「ピーコさんのそういうところ好きだ」との声が集まり、さらに当時の同じ放送を見ていたという人は

「似合っていないのにブランド品でゴテゴテの人には辛辣なのに、親から受け継いだ服とかを大事に着ている人には優しかったと思う」

と、当時のコーナーについて語っていた。

また、訃報が出た後も、ピーコさんとの接点が生まれた人からのエピソードがX上に出回った。

10代の頃に買ったばかりのトレンチコートを羽織って銀座を歩いてたら信号でピーコと並んで着こなしをお直ししてもらった話…ピーコの人格者エピソードは他にも

「火山灰の影響で住民が洗濯もできず困っていた時、上質なカシミヤカーディガンを大量に寄付用として発注してくださった」

「田舎の母が大ファンだと伝えたら、テレビ電話で母と話してくださった」

「学生の時、駅にピーコさんがいらして友達と思わず『ピーコさんだ!』と言ってしまい、気づいたピーコさんが『運動部?大変ね、頑張りなさいよ』って言ってその場にいた全員に自販機でジュースを買ってくださった」

というように、優しく対応してくれたというエピソードが投稿されていた。「辛口ファッションチェック」は確かに毒舌だったが、ピーコさんの心根の優しさがあるからこそ成立していたのかもしれない。

芸能人の目撃談はXに多数投稿されているが、ポジティブなエピソードを知るとその人のファンになってしまいそうだ。

2003年に刊行されたピーコさんの自伝『ピーコ伝』

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