361万アクセス突破! X(旧Twitter)で話題の「みつみつやきいも」の作り方を聞いてみた
【X(旧Twitter)でバズったごはん Vol.110】市販品などを上手に使い、簡単にササッと作れるおいしいレシピが日々投稿されているX(旧Twitter)。その中から、特に話題を集めたレシピや便利な料理の知恵を、編集部がピックアップしてお届けします。
蜜がたっぷりの濃厚な“やきいも”
X(旧Twitter)でバズった料理に関するツイートに注目し、多くの人の心を鷲掴みにしたヒミツを解き明かしていく連載をお届けします。第110回目に注目したのは、るはちさんがツイートした「みつみつやきいも」です。
蜜がたっぷりのねっとりとしたやきいものレシピのツイートが、3.5万件を超えるいいね(2024年10月7日現在)が付くほど話題になりました。では、ツイート主のるはちさんに詳細を伺ってみます!
さつまいもが安すぎるな…
貸せ、やきいもはこうやる pic.twitter.com/UANXRKWC2n
▼今回ご紹介するレシピ▼
ねっとり濃厚!みつみつ焼き芋 by クックパッド編集部
“カット面”を作ると中まで火が通る
−−「みつみつやきいも」のレシピを思いついたきっかけを教えてください?
るはちさん:ダイエット中においしく食べられるもののひとつがやきいもなので、家でも作れたらなと思ったのがきっかけです。最初はいろいろなやきいもレシピを試し、好みのやきいもを追いかけまくりました。ちなみに、理想の味はドン・キホーテのやきいもです。
−−実際に食べてみて、どのような味わいでしたか?
るはちさん:中から蜜が溢れてきて「蜂蜜でも塗ってあるのかな?!」と驚きました。強いて言うなら“濃厚な芋羊羹”みたいな感じでしょうか。
中には蜜がたっぷり!
−−みつみつにする方法など、おいしく作るためのコツを教えてください。
るはちさん:切り方がポイントだと思います。1本そのまま焼きたいところですが、できればカット面を作ったほうが中まで火が通り、中の蜜が出てくる気がします。
−−逆に、作る上で注意したほうがいい点は?
るはちさん:さつまいものチョイスですね。ある程度蜜が出てくる品種は決まっているので、ほっくり系を選ぶと理想のみつみつにはならないです。あと、欲張って大きいまま焼くと、中までじんわりとはいかないので、手のひらからはみ出る程度の大きさで留めたほうがおいしく仕上がります。
切り方が大事なポイント
“黒すりごま”を使った定番アレンジも!
−−「みつみつやきいも」のオススメのアレンジ方法は?
るはちさん:いっぱいあります(笑)。黒すりごまとほんの少しの塩。これが定番アレンジで、甘しょっぱくて大好きです。熱いうちならチーズと蜂蜜で食べても背徳的でおいしいですし、定番のバニラアイスもおいしいです。凍らせるだけでも濃厚なさつまいもアイスみたいになるのでオススメです。
−−この焼き方にはどのようにして辿り着いたのでしょうか?
るはちさん:オーブンの上と下の段でどう違うのか、カット面は断面が上か下か、放置する時間はどれくらいかなど、かなり試しました。炊飯器で作るときの水の分量なども実験しましたが、炊飯器はいまだにうまくいかないです。
切り方で出来上がりも違ってくる
−−投稿には3.5万件を超えるいいねが付きました。バズったことで反響はありましたか?
るはちさん:いろいろな方が「作ったよ!おいしい!」と報告をしてくれてすごくうれしいです。これを見てさつまいも買うと言ってくれる方もいて、成功するといいなと密かに願っています。
−−るはちさんは2年で65kgのダイエットに成功したそうですが、ダイエットにオススメのレシピや食材などはありますか?
るはちさん:ゼラチン、アーモンド効果、ネスカフェポーション(※)の組み合わせにハマっています。コーヒーや紅茶をゼラチンで固めてゼリーにし、クラッシュしたゼリーにアーモンド効果を50mlかけ、好きな味のネスレポーションをかけて混ぜるのですが、驚くほど低カロリーなんです。めちゃくちゃおいしいので、こちらのレシピもぜひチェックしてみてください。
※牛乳や水で割るだけでコーヒーが作れるポーションタイプのき釈用製品
肌寒い季節になってくると無性に食べたくなる“やきいも”。甘くてねっとりとしたやきいもが好みの方は、この「みつみつやきいも」が絶対にオススメです。自宅で簡単に作れるので、この秋のおやつにぜひともお試しください。
(TEXT:山田周平)
るはちさん
2年をかけてマイナス65kgの減量に成功。ダイエットをしているときに試した小技や役立つレシピをSNSで発信している。飽き性でも続けられるダイエットをコンセプトにさまざまな情報を投稿し続け、1.2万人を超えるフォロワーを集めている。
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