ソフトバンクが敵地で2連勝 驚異の日本S14連勝 山川が1号2ラン&3打点 力投のモイネロが初勝利
「SMBC日本シリーズ2024、DeNA3−6ソフトバンク」(27日、横浜スタジアム)
パ王者・ソフトバンクが敵地で2戦2勝。記録更新中の日本シリーズ連勝記録は「14」となった。
初回に主砲の強烈な2ランで先制した。2死一塁。4番・山川が、大貫の甘いカーブを振り抜くと放物線を描いた打球が左翼スタンドに消えた。西武からFA移籍1年目の今季は34本塁打、99打点で2冠王。CSファイナルステージでは打率・5割、3本塁打を放ってMVPを獲得した。西武時代を含めて初めて出場した日本シリーズ2戦目で初安打となる初アーチを放った。
三回には1死満塁で牧原大が右前適時打を放って2点を追加した。さらに甲斐の右犠飛で1点を奪った。四回には2死2対から、山川の3本目の安打となる左前適時打で1点を追加した。
先発したモイネロは走者を出しても粘った。七回途中8安打3失点で、日本シリーズ初先発で初勝利。先発転向1年目の今季は11勝をマークし、最優秀防御率(1・88)のタイトルを獲得。助っ人左腕が奮闘した。
ソフトバンクは18年・広島との日本シリーズ第3戦から4連勝。さらに19年と20年は巨人相手にいずれも4勝0敗で勝っており、これで日本シリーズは驚異の14連勝となった。