民放各局の衆院選出口調査 与党議席数に局間で大きな差 フジはれいわ5倍の大躍進予想
第50回衆議院議員選挙の投開票が27日、行われた。投票終了の午後8時には民放各局が出口調査による各党の予想獲得議席数を発表。与党の自民・公明の獲得数は最多で227議席、最少で198議席と大きな差が生まれた。
最も少なかった日本テレビ系は、自民174議席、公明24議席の計198議席。最も多かったテレビ朝日系は自民200議席、公明27議席の227議席と予測。その他はTBS系が自民181議席、公明27議席の208議席、フジテレビ系が自民184議席、公明25議席の209議席テレビ東京系が自民186議席、公明25議席の211議席とほぼ同数だった。
その他の党は、立憲民主党が142〜161議席と若干のばらつきを見せたが、ほぼ同数の予測。またフジテレビ系のみが、れいわ新選組の獲得議席を改選前の3議席の5倍となる15議席として大躍進を予想した。
衆院選の出口調査を巡っては、前回の2021年のテレビ各局の調査結果が実際の投票結果と大きな差異があったことで話題となっていた。