ドジャースのチームリーダー、ロハス心配顔「無事を祈るだけ。翔平の存在の大きさはみんな知っている」 大谷が走塁で左肩負傷
「ワールドシリーズ、ドジャース4−2ヤンキース」(26日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷は七回に二盗を試みて滑り込んだ際に左肩を負傷。ロバーツ監督は試合後の会見で負傷箇所の症状について「亜脱臼」と説明した。
試合後のクラブハウス。チームリーダーのロハスは「仲間が負傷する姿を見るのは辛い。けがの状態は分からないが、いい状態には見えなかった」と心配顔。「今は無事であることを祈るだけ。翔平がこのチームにとってどれほど重要な存在なのかはみんなが知っている。このけがで大きな経験(ワールドシリーズ)をする機会を失ってほしくない」と話した。
ヤンキースに快勝してシリーズ2勝。ロハスは「僕たちは彼が大丈夫であることを願いつつ、目の前にある課題に集中し、次の2試合に勝つ。それが目標だ」と言葉に力を込めた。
ロバーツ監督は大谷の負傷箇所の状態を「筋力や可動域は問題なかった。そのことに安心している」。あすまでにMRIの精密検査を受けることを明かし、チームの一時離脱を示唆する一方でシリーズ中の戦列復帰の可能性については「戻ってくることを期待している」と否定しなかった。