トム・ホーバス監督

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 日本バスケットボール協会は25日、24年パリ五輪で男子日本代表を率いたトム・ホーバス監督の続投を発表した。11月に都内で記者会見を実施する予定。五輪後、最初の大会となる11月のアジア・カップ予選から指揮を執る。

 ホーバス監督は、2021年東京五輪で女子日本代表を史上初の銀メダルに導くと、次は男子日本代表監督に就任。2023年W杯では過去最多3勝を挙げて、自力では48年ぶりの2024年パリ五輪出場権を獲得した。

 日本協会を通し、ホーバス監督は「これまでの3年間、私たちはチームとして成長し、多くの素晴らしい思い出を作ることができました。残念ながらパリでは目標に到達することは出来ませんでしたが、対戦した全てのチームから敬意を得ました。私たちは正しい道を歩んでおり、再びこのチームの一員として前進できることを光栄に思い誇りに思います。私たちの仕事と旅は終わっていません。私はこの先の多くの挑戦に立ち向かうことを楽しみにしています」とコメントした。

 日本協会の三屋裕子会長は「48年ぶり自力でのオリンピック出場へ導いてくれたワールドカップ2023沖縄での歓喜、パリ2024オリンピックでは銀メダルに輝いた開催国フランスを追い詰めるなど日本バスケの可能性を世界に示してくれました。2021年9月にホーバスヘッドコーチが就任して以来、世界ランキング35位から21位へと押し上げた実績、そして彼が浸透させてきた日本代表のバスケスタイルと文化を継続することが日本バスケを次なるステージに導いてくれると信じています」とコメントした。