「あと1年で柔道とお別れ…」パリ金・角田夏実、選手生活のピンチで決意。“覚悟”を決めた瞬間

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異なるジャンルで活躍する2人のアスリートが、お互いの競技やプライベートについて語り合う『アスリートマッチングTV メダリスト︎プロフィール交換会』。

10月22日(火)深夜の放送には、前週に続き柔道・角田夏実(32歳)とレスリング・藤波朱理(20歳)が登場。パリ五輪金メダリストの2人がざっくばらんなトークを繰り広げた。

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今回、番組内で藤波が“階級変更”に言及。「オリンピック前から決めていて、次は57キロ級でもう1回挑戦したい」と、パリ五輪で優勝した53キロ級から転向する意向を示した

「プラス4キロは大きい。全然違うので、そこにもう一回チャレンジして、もう一回体をつくってやりたい」と力強く語り、過酷なトレーニングに臨む覚悟は十分といった様子だ。

一方、31歳での五輪初出場で金メダルを獲得した角田は、「10年前は何もしていなかった。大学生活は遊んでたというか、そんなに部活に集中していなかった。朝練とか、8時から週2回30分ジョギングぐらいだった」と、藤波とは対照的だった学生時代を明かす。

柔道に対する姿勢が変わったのは、社会人になってから。

「実業団に入って最初に膝の手術をした。1年柔道できなくて、契約が2年だったから、手術明けの年で成績を出さないともう柔道ができない。“あと1年で柔道とお別れなんだ”と思ったらすごく悲しくなって、もうめっちゃ柔道しようと思った」

選手生活のピンチに瀕し、ようやく本気で戦う覚悟ができたという。

角田は、「復帰してからの1年間はめちゃめちゃ柔道の練習とか入れたり、トレーニングもできることを全部しようと思った」と、スイッチが入った瞬間を振り返っていた。