プロ野球ドラフト会議 が24日に行われる(写真はイメージです)

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プロ野球ドラフト会議2024

 今年も「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が24日、午後4時50分から都内ホテルで行われる。毎年、悲喜こもごものドラマが生まれる会議のルールを確認する。

 指名対象となるのは、まずプロ志望届を期限までに提出した高校生159人、大学生163人。大学生は準硬式野球連盟に提出した選手もいる。また社会人野球に所属する選手は、高卒3年、大卒2年目以降が対象となる。独立リーグの選手は在籍1年目から指名できる。

 さらに今季から2軍リーグ戦に参加しているオイシックス、くふうハヤテの選手のうち、NPB球団に所属したことのない選手も獲得するには指名の必要がある。海外の学校、プロ野球組織に属する日本人選手もドラフト指名を経なくては獲得できない。

 1位は、12球団が獲得したい選手を一斉に指名する入札方式で、重複した場合は抽選。各球団の1位が確定するまで続ける。昨年は重複が多く、実に7回もの抽選が行われ、ロッテは4度目の入札でようやく1位が確定した。

 2位はウェーバー方式で、下位球団から指名する。今年はパ・リーグに優先権があり、パ6位の西武→セ6位の中日→パ5位のオリックス……の順に進み、3位は逆にセ・リーグ優勝チームの巨人からの逆ウェーバー。以下、順番を入れ替えながら交互に繰り返し、全12球団が指名終了するか、指名上限の合計120選手に達するまで続く。

 ここで指名選手が120人に達していない場合、続けて育成ドラフトが行われる。希望球団のみが残り、ウェーバー順、逆ウェーバー順を繰り返していく。

 上位指名候補として、今年3月に「侍ジャパン」フル代表の一員として欧州代表戦へ選抜された宗山塁内野手(明大)、西川史礁外野手(青学大)、左腕の金丸夢斗投手(関大)、160キロ右腕の中村優斗投手(愛工大)や、高校生では石塚裕惺内野手(花咲徳栄高)、柴田獅子投手(福岡大大濠高)らの名が挙がる。

 地上波ではTBS系列で中継。ネットではU-NEXTなどでライブ配信される。

(THE ANSWER編集部)