香港の動物園でサルが大量死

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香港メディアによると、香港政府のレジャー・カルチャー当局は22日、香港中心部にある香港動植物公園で13日から隔離治療を受けていたオナガザル科のブラッザグエノン1匹が同日死んだと明らかにした。これにより、13日以降に死んだ香港動植物公園のサルは計12匹となった。

当局によると、13日にワタボウシタマリンとシロガオサキ各3匹、ブラッザグエノンとコモンリスザル各1匹の計8匹、14日にシロガオサキ1匹、19日にコモンリスザル1匹、20日にもコモンリスザル1匹が死んだ。11匹の死因は類鼻疽菌に感染したことによって引き起こされた敗血症だという。

22日に死んだ1匹も関連する臓器や組織に同様の病変が見つかり、病理学的診断と化学検査が行われているという。(翻訳・編集/柳川)