ニコール・キッドマンサルマ・ハエックの間にトラブルが起きたというニュースが浮上している。報道によると事件が起きたのは、先月末にパリファッションウィークで開催された「バレンシアガ」のショー。会場でニコールとサルマ、そしてケイティ・ペリーが報道陣の写真撮影に応じていた。このときの動画がトラブル説が浮上するきっかけになった。

動画の中でサルマとニコールはカメラマンに囲まれ写真撮影に応じている。背後から「もう1枚」という声が上がったのを聞いたサルマは振り返ると、すでにカメラに背を向けていたニコールの体に手を添え、彼女のことも背後のカメラの方を向かせようとした。するとニコールはサルマの腕を払いのけると、ケイティにだけチークキス。サルマに何かを言ってその場を去って行った。ニコールのまるで拒絶するような態度と、サルマが緊張したような表情を見せていたことから2人の間に何かトラブルが発生したのではないかと囁かれている。

でもどうやらニコールはサルマに怒っていたわけではなさそう。読唇術の専門家ジェレミー・フリーマンが新聞「ニューヨークポスト」に対して2人の会話を分析している。フリーマンによると、サルマは「さあ、あちらを向きましょう」とニコールに対して話しかけ、彼女の体を報道陣の方に向けようとした。するとニコールは「大丈夫、もう十分。もういいわよ」と返答。カメラマンたちの要求には十分答えたとサルマに伝えようとしていたと見られている。サルマは「でも撮らないと……」と言いかけたが、断念。「それで構わない、構わない」とニコールの言うことに従い、ケイティとだけカメラに向かってポーズを取った。

ちなみにファンからは先月初めにニコールが母親を亡くしたこと、このショーがそれ以来初の公の場所だったことを指摘する声も。カメラの前で長時間笑顔を見せるのがつらかったのではないかという意見も書き込まれている。

ネット上に投稿された他の動画を見ても、ニコールはそれまでサルマと笑顔でカメラの前に立っていた。サルマ自身もインスタグラムにニコールとの2ショットを投稿している。どうやらバトルはなかったようだけれど、2人の間で何があったのか本人たちが話してくれるのを待ちたいところ。