宮崎謙介氏(2020年2月撮影)

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元衆議院議員の宮崎謙介氏(43)が13日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」(日曜午前11時40分)に出演。近年の裏金問題などで、自身への周囲の評価が変化していることを明かした。

この日の番組では、SNSで「大谷翔平もすごいけど」構文が話題になっていることを紹介。ドジャース大谷翔平選手の活躍ぶりを受けて、「大谷翔平もすごいけど、〇〇している私もすごい」などと、大谷選手と比較して自分のありきたりな日常をつづると投稿が増えていると取り上げた。

スタジオの出演者もこの構文にチャレンジ。宮崎氏は「スキャンダルで辞職したにもかかわらず、議員会館を平気な顔をして出入りしている私もすごい」とした。

12年の衆院選で初当選して政界入りした宮崎氏は、15年に当時衆議院議員だった金子恵美氏と結婚。しかし翌16年、金子氏の出産入院中に不倫をしていたと報じられ、同年2月に議員を辞職した。

宮崎氏は、「(辞職して)2年間ぐらいは、(議員会館に)なかなか行きにくかったんですよ。どうしても呼ばれた時は、こそこそ変装して行ってたんですけど…」と気まずかったことを振り返る。

「おかげさまで、あれから8年ぐらいたっているんですけど、その間にさまざまな金銭トラブルとか、裏金問題とかあるじゃないですか。ああいう私より結構、質の悪いものがどんどん出てきたおかげもあって、『あなた、あの時なんで辞めたんだっけ?』みたいな感じの空気もあったりして。周りの議員たちはそう言ってくれて…」

周囲からの評価が変化していることを打ち明けた。

「逆に議員たちが『こんなこと困っているんだけど、何かそういう会社ないか?』とかいろんな相談が来るんです」と、議員からの悩み相談も受けていることも明かした。

これに、MCの上沼恵美子(69)が「『どこのメロンパンがおいしい?』とか?」と、宮崎氏が不倫相手の朝食用にメロンパンを購入していたという週刊誌報道を蒸し返し、宮崎氏は苦笑い。

さらに、高田純次(77)が「今度立候補するとしたら、どこから?」と聞くと、宮崎氏は「お話が全然ないので…」と政界への再進出を否定。すかさずナジャ・グランディーバ(50)が「党を作れば? 『メロンパン党』みたいな…」と再び不倫報道をいじって笑いを誘っていた。