【独自】「時速80〜100km出ていた」信号ない“横断禁止”道路を横断中に…配達員がバイクに衝突され一時意識不明に 京都市左京区

写真拡大

京都市左京区の道路で9月26日、道路を横断中の配達員の男性が猛スピードのバイクに衝突される事故が起きた。男性は荷物を運ぶため、横断禁止道路を台車を押して渡っている最中だった。男性は、一時意識不明の重体となったが、その後に意識を取り戻したという。目撃した人によると、バイクは走行車線を「時速80〜100km」と猛スピードで走っていたという。

猛スピードのバイクと衝突…はねられた配達員動けず

京都市左京区で9月26日午前7時半頃、猛スピードで現れたバイクが信号がない場所を横断していた歩行者の男性と衝突する瞬間をドライブレコーダーが捉えていた。

ドラレコ映像にバイクが現れた数秒後、道路の前方に歩行者が現れ、バイクと歩行者が衝突した。

映像をよく見ると、猛スピードで走るバイクの前方に、台車を押しコンビニに荷物を運ぶ配達員の男性の姿が見える。男性は信号のない道路を横断していたところにバイクが衝突した。

事故直後、はねられた配達員は倒れ込み動くことが出来なかった。

「ここまで行くとはどうなのかな」…近くには横断禁止の標識も

一方、バイクは横転したが、運転手は立ち上がり、配達員の元へ駆け付けているように見える。

事故現場は、信号のない場所ですぐ近くには横断禁止の標識があった。

撮影したドライバーは、「最低でも時速80〜100km近く出ていた」と話し、バイクのスピードにも驚いたという。

また、「スピード出し過ぎは、ここまで行くとはどうなのかなと…。横断禁止のところを歩いて、台車押して荷物運ぶというのもどうなのかなとは思います」と振り返った。

警察によると、配達員の男性は一時意識不明の重体になったが、その後、意識を取り戻したという。
(「イット!」10月10日放送より)