妻が「ドラム式洗濯乾燥機」が欲しいそうですが、「30万円」と聞いてビックリ!「縦型洗濯機」なら6万円で買えますが、価格とメリットは見合っているのでしょうか…?

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家族から「ドラム式洗濯乾燥機が欲しい」と言われ、その価格を聞いて驚いたことがある人もいるでしょう。ドラム式洗濯乾燥機の価格は高いものだと約30万円と、なかなか手が出せない価格です。縦型洗濯機なら6万円ほどで購入できることを考えると、購入をためらうのも無理はないかもしれません。 本記事では、ドラム式洗濯乾燥機と縦型洗濯機の価格とメリットについて解説します。

ドラム式洗濯乾燥機のメリットと価格相場

ドラム式洗濯乾燥機の特徴は、洗濯槽が横向きや斜め向きに設置されていることです。この構造により「たたき洗い」と「もみ洗い」が組み合わさった洗浄方法が可能になります。ドラム式洗濯乾燥機の主なメリットは、次の通りです。
 

・衣類へのダメージが少ない:縦型洗濯機のもみ洗いと比べると衣類同士の摩擦が少ないため、生地が傷みにくくなります。
・節水できる:より少ない水量で洗濯ができるため、水道代の節約につながります。
・乾燥機能が充実している:ヒートポンプ式で乾かす乾燥機能を使うと、低温で効率的に衣類を乾かせます。
・時短になる:洗濯から乾燥まで自動で行えるため、家事の手間を大幅に減らせます。忙しい家庭にはとても便利な家電といえるでしょう。

ドラム式洗濯乾燥機の税込価格は、メーカーや機種、販売店などによって大きく異なります。ここでは参考に、Amazonでの2024年10月1日時点の税込価格を紹介します。
 

・日立 BD-SV120HL:16万8000円
・東芝 TW-127XP3L(T):24万404円
・パナソニック NA-LX127DL-W:35万2000円

このように全体的に価格が高く、高価なものだと30万円以上することが分かります。
 

縦型洗濯機のメリットと価格相場

縦型洗濯機は、洗濯槽が縦向きに設置され、「もみ洗い」でしっかりと洗浄できます。縦型洗濯機には次のようなメリットがあります。
 

・省スペースで場所をとらない: 縦型洗濯機は設置面積が小さい傾向にあります。そのため、限られた場所にも設置しやすいでしょう。
・シンプルな乾燥機能:乾燥機能付きモデルもありますが、ドラム式ほど高性能ではありません。乾燥機能をあまり使わない人にとっては過不足のない洗濯機だといえます。

主な縦型洗濯機の税込価格は、次の通りです。
 

・パナソニック NA-F5B1-LH:2万3980円
・シャープ 穴なし槽 ES-GE7H-T:5万3955円
・日立 ビートウォッシュ BW-V80HV:7万9800円

このように、縦型洗濯機はドラム式洗濯乾燥機に比べて手に入れやすい価格だといえるでしょう。
 

どちらが良い?「ドラム式」「縦型」の選び方

ドラム式洗濯乾燥機と縦型洗濯機のどちらを買おうか悩むこともあるかもしれません。その際は両者の価格と性能のバランスをしっかりと考えることが大切です。
ドラム式は価格が高めですが、水道代を節約できる点や衣類を傷みにくくする点などを考えると、長い目で見ればコストを抑えられるかもしれません。また、洗濯から乾燥まで自動で完了するので、家事の時間を短縮したい人には便利な家電といえます。仕事や子育てで忙しい毎日を送っている人にとっては、値段以上の価値があるといえるでしょう。
「雨だから洗濯物を干せない」「洗濯を干し終わってからじゃないと外出できない」という事態も避けられるため、時間的に拘束されづらくなります。
一方、縦型洗濯機は予算を抑えたい人や、設置スペースが限られている家庭にはぴったりです。操作や機能もシンプルであるため、基本的な洗濯機能があれば十分だと考えている人にとっては、縦型洗濯機で十分だといえるでしょう。
 

価格に見合った価値を感じるかで判断しよう

確かにドラム式洗濯乾燥機は初期費用が高く、30万円以上することもあります。しかし、30万円の家電を7年使ったとすると、1日あたりのコストは約120円になります。1日120円で干す手間や時間的な拘束から解放されると思えば、その分の価値があると感じる人もいるかもしれません。
いずれにせよ、価格も含めて、自分の生活スタイルや優先したいポイントに合わせて選ぶことが大切です。
執筆者:山田麻耶
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