J2の得点ランクトップを走る小森飛絢【写真:徳原隆元】

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小森は9月の5試合で9ゴールをマーク

 ジェフユナイテッド千葉で活躍する24歳FW小森飛絢は、過去鮮烈な記憶を刻んだ元助っ人FWに匹敵する成績を9月に残した。

 今シーズン21得点をマークするプロ2年目の逸材は、1か月で9得点をマークし話題を呼んでいる。

 新潟医療福祉大学在籍中の2022年、翌シーズンからの千葉加入が内定した小森。特別指定選手として同年にJリーグデビューし、翌年にはプロ1年目としてリーグ戦33試合13ゴールと早速結果を残した。

 プロ2年目となった今シーズンはさらに飛躍。現在J2リーグ6位に位置する千葉で21得点を決めている。また9月に限ってみてもリーグ5試合9得点と驚きの得点力を示しており、以前1か月で9ゴール以上をマークしたのは2019年11月の柏レイソルFWオルンガ(現アル・ドゥハイル)だった。

 Jリーグ公式SNSでも、この事実が動画付きでアップされている。最もオルンガは19年11月に行われたリーグ3試合のうち、1試合だけで8ゴールと衝撃の記録を打ち立てていた。

 それでも、オルンガ以来の記録となった小森の活躍には「いかに凄いかが分かる」「どちらも凄い」「J2にいちゃだめ」「個人昇格待ったなし」「世界に見つかっちゃう」「ヨーロッパ行け」などの声が上がり、大きな話題となっている。残り5節。得点ランキングでも単独トップを維持する小森は、どこまでゴール数を伸ばしていくのだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)