ドルトムント戦でゴールを決めた前田大然(写真右)【写真:ロイター】

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前田がクロスに合わせ一時同点弾も7発被弾でセルティックが大敗

 スコットランド1部セルティックは現地時間10月1日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節でドイツ1部ドルトムントと対戦し1-7の大敗となった。

 この試合で唯一セルティックの得点を挙げた日本代表FW前田大然を、海外メディアも評価している。

 前半7分に先制ゴールを献上したなかで直後の同9分、右サイドのクロスに前田が合わせて同点に。しかし、すぐさまFWカリム・アデイェミに勝ち越しゴールを許すと、そこから5失点。後半もペースを握れなかったセルティックは敵地で1-7の敗戦を喫した。

 英衛星放送「スカイ・スポーツ」は「セルティックにとってのCLの悪夢」と称しこの試合を総括。「単純なミスが大きな代償となり、ブンデスリーガの脅威に対処できなかった」と、ヨーロッパ大会でセルティックが受けた苦難を報じた。

「セルティックのヨーロッパでの最大の敗北は、(ブレンダン・)ロジャーズ監督が初めて指揮を執ったバルセロナとの0-7の試合で、過去パリ・サンジェルマン戦で1-7、アトレティコ・マドリード戦でも0-6の大敗を喫している」

 前田は前節スロバキア1部スロヴァン・ブラチスラヴァ戦(5-1)に続き、今季CLで2戦連発となった。米スポーツ専門局「ESPN」は、前田のドルトムント戦の活躍を「耳をつんざくような黄色い壁を一瞬黙らせた」と評価した。(FOOTBALL ZONE編集部)