24年大河ドラマ「光る君へ」主演の吉高由里子(左)と柄本佑(2022年撮影)

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吉高由里子主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜午後8時)の9月29日第37回の平均世帯視聴率が10・7%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は6・1%だった。

前週の第36回の世帯平均は10・5%、個人視聴率は6・1%だった。

第63作大河ドラマで、吉高由里子演じる紫式部を主人公に、1000年の時を超える長編小説「源氏物語」を生み出した女流作家の波乱の一代記を描く。脚本は“ラブストーリーの名手”とも称される大石静氏が担当する。

◆第37回あらすじ「波紋」

中宮・彰子(見上愛)が一条天皇(塩野瑛久)の皇子を出産し、まひろ(吉高由里子)と道長(柄本佑)は喜びを分かち合う。そんな二人の親密さがうわさになる中、彰子がまひろの書いた物語を冊子にして天皇への土産にしたいと言いだす。そこでまひろを始め、女房たちが力を合わせて豪華本を制作することに。一方、新たな皇子の誕生により、伊周(三浦翔平)らの思惑が外れ、皇位継承を巡る不穏な気配が漂い、内裏で事件が起こる。