【ブンデスリーガ】フライブルク 0-3 ザンクト・パウリ(日本時間9月28日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)

 フライブルクに所属する日本代表MFの堂安律が、ブンデスリーガ5節のザンクト・パウリ戦で見事なスラディングシュートでゴールネットを揺らす。しかし、VARチェックで直前のプレーがオフサイド判定となり、今シーズン3ゴール目は幻となった。

【映像】ファン悲鳴…堂安律の「幻のゴール」

 前節のハイデンハイム戦でゴール確率3%の見事なゴラッソを記録した堂安は、このザンクト・パウリ戦でも4−2−3−1システムの右ウイングで先発。12分、45分、72分に失点する苦しい展開の中、84分に堂安がホームスタジアムを沸かせた。

 MFニコラス・へフラーのロブパスで抜け出したFWルーカス・へーラーが、敵陣ボックス内の右サイドからグラウンダーの折り返し。堂安が滑り込みながら左足でシュートを放ち、豪快にゴールネットを揺らした。

 まさに一矢報いる堂安のゴールに、ホームスタジアムは大大歓声。ABEMAのコメント欄も「きたあー!」「すげえ!」「持ってる男」「堂安の決定力は本当にすごい」など興奮気味となった。

 しかし、直後にVAR判定が入り、結局は抜け出したへーラーがオフサイドだったとして、堂安のゴールは取り消しに。この日は41分にMFヴィンチェンツォ・グリフォがPK失敗、66分のゴールがオフサイドで取り消しとフライブルクは不運が続いていただけに、コメント欄は「なんて日だ」「悲しい」「おまけしてよ」「マジかよ…」「とことん運がない今日は」「呪われてる…」「またかよ」など悲痛な声で溢れた。

 結局、フライブルクはザンクト・パウリに0−3で大敗。試合後、ABEMAの独占インタビューに答えた堂安は、「ボールは持てた試合でしたが、ファイナルサードのクオリティーが低かったですし、カウンターのリスク管理が悪かった。PK失敗とかVARのゴール取り消しとかもありましたけど、受け入れなければいけない結果かなと思います」と課題を口にした。

(ABEMA/ブンデスリーガ)