「星野源のおんがくこうろん」 新シリーズ2年ぶりの放送決定
「星野源のおんがくこうろん」 (C)︎NHK
楽しく音楽を学ぶNHKの音楽教養番組「星野源のおんがくこうろん」が、Eテレで10月11日(よる10時30分~)から4週にわたって、新シリーズの放送が決定した。今回取り上げる音楽家は、キース・ジャレット、キャロル・ケイ、Nujabes、ビヨンセの4人。
『星野源のおんがくこうろん』は、星野源が音楽を解説することが大好きなパペットの「かいせついん」と、毎回一人の「歴史を変えた」音楽家にスポットを当て、楽しく音楽を学ぶ音楽教養番組。2022年にシーズン1とシーズン2を放送し、大好評だったこの番組。2年ぶり、シーズン3を2024年10月に放送する。
10月11日は、「理想の音を追い求めるジャズピアニ スト キース・ジャレット」。ピアノの即興演奏で世界中の人々を魅了してきたキース・ジャレットを深掘りする。その美しい音色の秘密を、マコトかいせついん(ジャズピアニスト小曽根真)に、実演を交えて解説してもらう。
10月18日は、「アメリカンポップスの礎を築いたベーシスト キャロル・ケイ」。1960年代、スタジオミュージシャンとして、ビーチ・ボーイズやシュープリームスなど音楽史に残る名曲の数々のレコーディングに参加した。本人いわく、その数なんと4万曲以上。その後 のベーシストに多大な影響を与えたキャロル・ケイの音楽と人生を語る。
10月25日は、「謎多き天才トラックメイカー Nujabes」。2000年代、ヒップホップの世界に新しい価値観を持ち込んだ日本人アーティスト。その音楽は、あるアニメ作品をきっかけに世界中のファンに愛された。しかし 2010年、36歳の若さで交通事故で亡くなる。番組では、インタビューやライブ映像をほとんど残していないNujabesの人生に、同時代を生きてきたm-floの二人や、渡辺信一郎監督(アニメ「サムライチャンプルー」監督)の貴重なインタビューで迫る。
そして、11月1日は、「音楽で世界を変えるアーティスト ビヨンセ」。もはや説明不要、現在の音楽シーンの最前線を走るビヨンセ。デスティニーズ・チャイルド時代の大ヒット曲から、現在進行形のプロジェクトまで、 ビヨンセの過去・現在・未来を徹底的に語りつくす。
さらに新シーズンにさきがけて、10月4日はアンコール放送が決定。「世界の音楽を変えたジャパニーズマシン808」を届ける。星野源
収録を終えての感想
改めて、いい番組だなあと感じました。どの回も、スタッフさん含めみんなの熱量がすごくて、どうしても収録が押しちゃう(笑)。楽しくていっぱい話しちゃうんですけど、それがこの番組の自由度を表していると思います。段取りは一応あるんだけど、基本的にはこれ好きなんだよねというのをみんなでワイワイ自由にしゃべっていく。大好きな音楽を満喫できる、豊かな時間だなと思いま した。 今回のラインナップは、全員がシーズン1の時から候補に上がっていて、ずっと取り上げたかった皆さんです。それこそビヨンセは現在進行形で続けているルネッサンスシリーズの三作目のアルバムが出る前にやりたいという思いもあったので、放送がすごく楽しみです!