ジャン・ユイニンと競り合う板倉。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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 中国代表戦士のラフプレーを振り返った。

 日本代表は9月5日に開催された北中米ワールドカップのアジア最終予選の第1節で、中国代表と埼玉スタジアム2002で対戦。CKから遠藤航がヘッドで決めた12分の先制点を皮切りに、なんと7ゴールを奪って7−0の大勝を収めた。

 この試合で、3バックの右で先発した板倉滉は39分、敵FWジャン・ユイニンの肘打ちを顔面に食らった。
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 顎あたりにヒットしたという板倉は「痛かったです」と言いつつも、「全然、想定内です」とコメントした。

「激しく来るだろうなと思いました。でも、そこまで来てなかった。言うほど激しく来てなかったし、あの一本があっただけで、あれも相手にイエロカードが出てよかった」

 中国の激しさを出させないほど、日本が主導権を握り続けたとも言えるかもしれない。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)