ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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「来シーズンは162試合で91盗塁」と口にしたものの…

 米大リーグ、ドジャース大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦で自己最多タイとなる1試合3盗塁を決め「44本塁打&46盗塁」まで記録を伸ばした。ただ、ドジャースの元エースはこの数字が「おそらくキャリア最高」になると“予言”している。

 大谷はこの試合、4回に四球を選ぶと二盗を決め、史上初の「44-44」に到達した。さらに7回には右前打で出塁すると立て続けに二塁、三塁を奪い、今季の盗塁数を46まで伸ばした。1試合3盗塁は今年8月3日(同4日)のアスレチックス戦以来で、自己最多に並んだ。

 カリフォルニア州の放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で解説を務めるドジャースの元エース、通算204勝のオーレル・ハーシュハイザー氏は「直近の53試合で30盗塁をしたと聞いたけど…このペースのまま行けば、来シーズンは162試合で91盗塁するんじゃないか?」と笑うしかないといった様子。

 ただ、それは不可能な話だとも知っている。ハーシュハイザー氏は「多分ピッチングをしていたら無理だけどね。おそらく今シーズンの盗塁数が、彼のキャリアで最高記録になるだろう。ピッチングもするし、年間を通しての健康面を考えるとね」と、投打二刀流を再開する来季の数字を予想していた。

(THE ANSWER編集部)