重賞初制覇を目指すボンドガール(今年7月撮影、ユーザー提供:ぐってぃさん)

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 武豊騎手がボンドガール(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)で、紫苑ステークス(3歳牝・GII・芝2000m)の初制覇を狙う。

 武豊騎手はこれまで紫苑Sに3回参戦。12年のメイショウスザンナが10着、18年のマウレアが2着、20年のパラスアテナが2着で、惜しくも戴冠には手が届いていない。

 今年のパートナーはボンドガールだ。「ウマ娘」の藤田晋オーナーが所有するダイワメジャー産駒。ここまで5戦1勝。武豊騎手は3走前から騎乗して、ニュージーランドTとクイーンSが2着。前々走のNHKマイルCは17着に終わったが、直線で致命的な不利があったので参考外。相性は上々といえるだろう。今回は2000mへの距離延長がカギとなるが、有力候補の1頭であることは間違いない。

 秋の大目標となる秋華賞に向けて、弾みをつけたい一戦。このレース初制覇を目指すレジェンドのリードに期待したい。