準々決勝で技あり優勢負けを喫した新添左季(左)と勝利したサネ・ファンダイケ【写真:Getty Images】

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パリ五輪

 パリ五輪は31日、柔道女子70キロ級が行われ、昨年世界選手権女王の新添左季(自衛隊)が準々決勝でサネ・ファンダイケ(オランダ)に技あり優勢負けを喫し、敗者復活戦に回った。相手選手が勝利直後に観客を煽るジェスチャーを取り、日本人ファンは「礼もしないうちから観客煽る選手は見るに堪えない」と指摘した。

 新添は開始2分ほどで小外刈りを受けて倒された。技ありを取られ、劣勢のまま敗戦。勝敗が決まった直後、ファンダイケは畳に座ったまま両手を広げ、下から仰ぐようにジェスチャーした。観客の拍手を煽って笑顔を見せた。

 X上の日本人ファンからは「勝って嬉しいのは絶対だけど、盛り上げムーブとかやめてほしいな 礼に始まり礼に終わるですよ」「礼もしないうちから観客煽る選手は見るに堪えない」「好きになれない」「礼終わるまで観客煽るのやめーやと思う」と柔道精神に反する行為に批判的な声が上がった。

(THE ANSWER編集部)