石丸伸二氏、「再開発が自治体の未来を作る」

元・安芸高田市長の石丸伸二氏が、「【リアクション】石丸伸二さんが「ハヤトの野望」のゲーム実況を見て大爆笑／これからの日本に必要なことも語る【ゲームさんぽ】」と題する動画で、ゲーム実況チャンネル「ハヤトの野望」を鑑賞しながら、地域再開発の重要性について語った。

石丸氏は、ゲーム内で行われた商店街の再開発を見て、「現実の自治体としては、やっぱりこれなんですよ。再開発。もう日本の国土決まってるので、その中の自治体の中をどうするかっていう話なんで。新たに山を切り開くのはコスパ悪いんですよ」と現実の地域開発についての見解を示した。また、「今すでにある市街地、これをどう活かしていくかっていうのが、ほとんどの自治体での課題になります」と核心を突いた。

続けて、具体例として富山や宇都宮のコンパクトシティ戦略を挙げ、「ある程度の規模、体力がないと難しいですね。うちなんかでそれは望めないなっていう」と語りつつも、「でもやっぱりそれをやっていかないと、どんどん体力が下がっていくので。できるところは早いうちにそれをやった方がいいんだろうなと」と述べた。

石丸氏の見解によれば、「街の中心に商店街があったりするんですけども、それは僕が生まれた頃が前世紀の商店街だったんですよ。で、もう30年40年経って、ちょっと今からここを手こ入れするのは難しいかなっていうところになってます。もう本当にシャッター街を通り越して、更地になってきてるんですね。」と現状を語った。

他にも、「まだ使える、使う人がいる時に使えるように変えていくっていうのは、日本の自治体は急いだ方がいいテーマですね。」と強調し、「今に囚われると未来を失うっていう。ここが難しいところなんですよね。今いる人たちは昔のものがやっぱり思い出もありますし、大事にしてきたもの、なんならそこに資産の価値があったりするので、なくしたくない。ただそれに囚われてしまうと未来の可能性を失う」と、市民にも覚悟が求められることを示唆した。動画の中では、石丸氏がハヤトの野望チャンネルの施策に感心しつつも、日本の地域再開発に対する深い見解を提供した。