日体大主催のパリ五輪壮行会に出席した(左から)藤波朱理、阿部詩、阿部一二三

写真拡大

 柔道女子52キロ級でパリ五輪代表の阿部詩(23)=パーク24=が30日、都内で日体大が主催した壮行会に出席した。母校の応援団や、名物の“エッサッサ”でエールを送られ、「パワーが湧いてきて、パリの舞台で一番輝いている自分を見せたいなと強く思った。金メダルを取って帰ってきます」と誓いを新たにした。

 レスリング女子53キロ級で133連勝中の藤波朱理(20)=日体大=は、初の大舞台に向けて「先輩方とともに日体大の誇りを持ち、必ず金メダルを持って帰りたい」と決意表明。憧れの存在である阿部詩とも談笑したが、「日体大に入って仲良くさせてもらうようになり、今も尊敬している。いつでもキラキラしていて憧れの選手。現地でも会いたい」と、パリでの共闘を心待ちにしていた。