東京Dに集まったNewJeansファンを直撃!日本はもちろん、韓国、中国、ドイツから来たBunniessも

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「NewJeansは私の友達のような存在です。彼女たちに自分を投影させたり、癒しをもらっています。だから、彼女たちが傷つくことがないよう、いつも願っています」

【写真】NewJeans、日本スポーツ紙を一面を席巻!

これは、NewJeansを見るために東京ドームへと足を運んだBunnies(NewJeansファン)の言葉だ。

6月21日、満を持して日本デビューを果たしたNewJeans。そして26日には、グループ初の日本単独公演2daysの初日に東京ドームに降り立った。

同日、東京ドーム付近は午前中から数多くのファンが集結。一帯はNewJeansメンバーの顔がプリントされた幟が立てられ、あちこちからヒット曲『Hype Boy』『OMG』『ETA』などが聞こえてきた。

主に10〜20代の若いファンが多かったが、母親と一緒に訪れた少女も少なくなかった。また、ガールズグループは男性ファンが多い傾向にあるが、熱心な女性ファン、そしてアイドルのライブでは珍しいカップルも多数見受けられた。

14時頃には、グッズを求める観客の列が東京ドームシティをぐるりと取り囲むほどに。そんななか、本紙『スポーツソウル』は数人のファンに話を聞いた。

埼玉から来たというマナツさん(19)とコナミさん(19)は、ダニエルを“最推し”メンバーだという。2人は会場で購入したダニエルのうちわを手に、「ダニエルの可愛い顔と明るさで気分が良くなり、元気をもらえます」として、「これまでは『Ditto』と『OMG』をよく聴いていましたが、最近は(日本デビュー曲の)『Supernatural』を聞いてすっかりハマりました」と話した。

マナツさんとコナミさん

続いて東京在住のリノさん(27)とアユミさん(27)は、NewJeansのキャラクターがプリントされたキーリングとうちわ、バッグを背負って幟の前で記念写真を撮っていた。

彼女たちは、「ダンスが本当に上手で歌が全て良い」として、「東京ドームは、東京でも象徴的な空間です。そんな場所にNewJeansが来ることになって嬉しいし興奮する」として明るく笑った。また、宮城出身だというソウタさん(19)とカンタさん(19)は、NewJeansの“ウサギキャップ”を被って記念写真を撮っていた。

リノさんとアユミさん
ソウタさんとカンタさん
ドイツから来たBunniessも!

日本だけではなく、韓国、中国、インドネシアなどから来たファンも。

彼氏と来たという中国人女性のアンさん(23)は、飼い猫とハリンの写真で自作したキーリングを手に、「現在、日本で勉強していますが、寂しくなる度に(NewJeansが)私の友達になってくれてありがたい」と愛情を表わした。

アンさん

また中国から訪れたというウォンさん(21)は、こう語る。「中国にも多くのBunniessがいます。小さい子たちはNewJeansの歌をよく聴きます。最初は可愛くて好きでしたが、ファンになってからはメンバーたちが互いを大事にする姿を見て、さらに夢中になりましたた」

なかにはドイツから来たという強者も。アルノーさん(20)は、少し恥ずかしそうに「ミンジのファン」と告白。楽曲のなかでは『Ditto』が一番好きだとし、「NewJeansの歌を聞くと心が楽になって、辛い時に聞くと癒されます。ミンジが推しの理由は、メンバーたちをよく気遣う姿が素敵だから」と話した。

アルノーさん

そんなアルノーさんは、韓国に行ったことはあるがNewJeansには会えなかったという。「NewJeansは僕にとって友達のような存在。時々、自分の姿を投影して癒される。なので、彼女たちはあまり自らを追い詰めず、自分たちをもっと大切にしながら活動してほしい」という願いを吐露した。

最近は、NewJeans生みの親であるミン・ヒジンADOR代表と親会社HYBEの争いが悲しいとし、「その裏側の内容までは正確には分かりませんが、ファンとしてメンバーが傷つくことだけは起きないでほしい。HYBEとADORはメンバーの安全と健康、メンタルケアにもっと積極的に気を使ってほしい」と付け加えた。

なおNewJeansは本日(27日)、東京ドームで2日目の公演を行う。ゲストとしてリナ・サワヤマが出演する予定だ。

◇NewJeans プロフィール

2022年7月22日にミュージックビデオを公開しながら電撃デビューした5人組ガールズグループ。ミン・ヒジン代表理事が率いるHYBE傘下レーベルADOR所属。2004年生まれのミンジとハニ、2005年生まれのダニエル、2006年生まれのヘリン、2008年生まれのヘインで構成された。デビューアルバム『New Jeans』の発売と同時にライジングアーティストとして急浮上。デビュー曲『Attention』と『Hype Boy』が韓国Melonの「TOP 100」チャートで1、2位を記録した初のガールズグループとなった。またK-POPグループで初めてデビュー曲(『Attention』)がSpotifyの「ウィークリートップソング・アメリカ」にチャートインした。