フジテレビ

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 元アナウンサーで現在は報道局に勤務するフジテレビ阿部知代さんが投稿したX(旧ツイッター)で、週刊誌の特集記事に怒りを見せた。

 1日に書き込んだ記事は「お値段」って。女性アナウンサーはモノではなく人間です。」とポツリ。怒りの深さをにじませた。

 引用した記事は『【極秘資料】女子アナの「お値段」ランキング...「破格のギャラ」を設定されていたNHKアナの「意外な名前」と理由』というタイトル。NHK、民放各局の女性アナウンサーがフリーに転身した場合の「市場価値」を大手広告代理店の「極秘資料」からランキング化したものだ。

 阿部さんの書き込みにコメント欄では「昔でもアカンけど、今これを使うとか…ありえんです。」「こういうの女性に関しては報道されますが男性に関して報道ありませんよね。」など賛同する声が。一方で「スポーツ選手の年俸とか契約金とかさんざん報道してきたじゃん」「ん?女子は人間だけど『女子アナ』は美貌や対応力などを視聴率に変える商品でしょう。女子は人ではあるけど女子アナは商品。職業は商品価値のある『物やサービス』と同列に扱うべき。」など、指摘を疑問視する声もあった。

 阿部さんは、昨年7月に60歳の定年を迎えたが、現在もフジテレビに勤務している。