陸軍航空隊大佐の引き継ぎを行うチャールズ英国王とウィリアム皇太子。英イングランド・ミドルワロップで(2024年5月13日撮影)。(c)Kin Cheung / POOL / AFP

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【AFP=時事】英国のウィリアム皇太子(Prince William、41)が13日、チャールズ国王(King Charles III、75)から陸軍航空隊大佐の称号を引き継ぎ、新たな役職に就任した。

 チャールズ国王ウィリアム皇太子は、イングランド南部ミドルワロップ(Middle Wallop)の陸軍航空隊基地で引き継ぎを行った。公務で二人がそろうのはまれ。

 同航空隊にはかつて、ヘンリー王子(Prince Harry、39)が所属していたこともあり、王子が役職に就任するとの見方が強かった。しかし、チャールズ国王は昨年、自身が30年以上担ってきた役職をウィリアム皇太子に引き継ぐと発表。これについては王室を離脱したヘンリー王子への当て付けだと広く受け止められた。

 元陸軍大尉のヘンリー王子は、アフガニスタンで航空隊の攻撃ヘリコプター「アパッチ(Apache)」の操縦士を務めた。

 ウィリアム皇太子も公務に専念するまでは空軍で捜索救助ヘリのパイロットを務めていた。民間の救急ヘリ操縦士を務めた経験もある。

【翻訳編集】AFPBB News

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