「RIZAP」グループが運営するコンビニジム「chocoZAP(以下チョコザップ)」が日本の高速道路で初めて、静岡市にある東名高速のパーキングエリアにオープンしました。

【写真を見る】「日本中のインフラになる」全国初・高速道路のPAに「チョコザップ」 “都度払い”で気軽にリフレッシュ=静岡市

<杉本真子アナウンサー>

「東名高速道路上り線の日本平パーキングエリアに来ています。ここの2階に新たにオープンしたのが、日本の高速道路で初めてとなる『チョコザップ』です。」

「簡単・便利・楽しい」がコンセプトのジム「チョコザップ」。その高速道路1号店が5月9日、静岡市駿河区の東名上り線日本平パーキングエリアにオープンしました。

以前はレストランだったという施設の2階は、白を基調としたさわやかなフロアに変身。トレッドミルなど10種類のトレーニングマシンやピラティスができるマシンもあります。

<杉本真子アナウンサー>

「私も普段、東名高速道路に乗るんですが車の中はずっと同じ体制なのでこうして体を動かせるとリフレッシュできます」

さらに、「チョコザップ」らしくマッサージチェアや、なんとゴルフの練習ブースまであるんです。また、ここのジムでは会員でない人も利用できる「都度払い」の制度を取り入れました。(※オープン記念キャンペーン5月10日から8月9日まで利用料金:1日550円(税込)通常料金:1日880円(税込))

会員制のジムでは珍しい「都度払い」には背景がありました。

<RIZAP 村橋和樹取締役>

「今、物流の問題が大きい。今のトラックがたくさん並んでいるけど、そういった方々は、非常に長い時間、同じ姿勢で、エコノミー症候群とかの病気を含めて大きな問題がそこにはあると認識していたので、より気軽に来れるというところではそういった方々の1つのキッカケになれば」

長時間運転をするドライバーの多い高速道路。NEXCO中日本でもドライバーの疲れの回復や気分転換をするサービスを求めていました。

<中日本エクシス 山田誠司取締役>

「(これまでは)飲食とか物販とか目に見えるモノが主流だったが、生理的な欲求を満たすモノから、少し変わって、そこが目的になったり、コトやモノだとか言われているサービスをしっかり提供することができれば、みなさんに喜んでいただける」

両社の思いが合致し、このジムが誕生しました。

ここのパーキングエリアは住宅街に隣接していて近所の人も気軽に利用できます。

<利用客>

「職場がここから5分くらいで、ちょうどルート沿いにできたので、これは便利だと思って。ポップを見て、都度利用できるというのはいいなと思いました」

<RIZAP 村橋和樹取締役>

「日本中のみなさまのインフラになることを目標にしているので高速道路に『チョコザップ』があるというのはそこに近付くための一歩になっているのではないかと思う」

ありそうでなかったパーキングエリアのジム。「RIZAP」ではこういった施設をさらに増やしたいとしています。