サメ映画の金字塔『JAWS/ジョーズ』シリーズ、3週連続放送!
スティーヴン・スピルバーグ監督が手掛けた、サメ映画の原点にして頂点『JAWS/ジョーズ』、そして続く2作の続編が、全国無料放送BS12(トゥエルビ)の「土曜洋画劇場」(毎週土曜よる7時〜)にて、4月6日より3週連続で放送される。
4月6日に放送される『JAWS/ジョーズ』(1975)は、ピーター・ベンチリーの小説を原作に、当時弱冠27歳のスピルバーグ監督が、獰猛な鮫と人類の息詰まる闘いを歯切れの良いサスペンス演出でダイナミックに描いた不朽のパニック・アクション。平和な海水浴場のアミティに人食いザメの事故が続々と発生し、アミティのブロディ警察署長、若い海洋学者フーパー、白髪まじりのサメ漁師クイントは巨大人食いザメの退治に乗り出していく。キャストには、ブロディ署長役でロイ・シャイダー(声:谷口節)、クイント役でロバート・ショウ(声:内海賢二)、フーパー役でリチャード・ドレイファス(声:堀内賢雄)が出演。第48回アカデミー賞では、作曲賞(ジョン・ウィリアムズ)をはじめ、録音賞と編集賞を受賞した。
翌週13日に放送される『JAWS/ジョーズ2』(1978)は、アミティを襲ったジョーズの恐怖から4年、安心しきっていた観光客たちが再び次々と行方不明になっていく。真実を知るただ1人の男・ブロディ署長が、人々を救うため、再び立ち向かう姿を描く。前作に引き続き、ブロディをロイが演じ、吹替を滝田裕介が担当。のちに「グレイズ・アナトミー」シリーズなどの監督を務めるジュノー・シュウォークがメガホンを取った。
そして、20日に放送される『ジョーズ3』(1983)では、フロリダにある海洋テーマパークが舞台に。目玉であるガラス張りの海底トンネルを使った“海底王国”のオープン日、血に飢え復讐に燃える巨大なメスのホオジロザメがトンネルに体当たり攻撃をし、浸水。多数の観客が閉じ込められてしまう。ブロディ署長の息子マイケルが主人公となり、巨大ザメと対峙する。監督は、前2作で美術を担当したジョー・アルヴス。マイケルをデニス・クエイドが演じている。(高橋理久)