中国勢はACLで対日本に6連敗【写真:Getty Images】

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川崎をホームに迎えた一戦で2-3と敗戦

 中国1部の山東泰山は2月13日、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16第1戦で川崎フロンターレに2-3で敗れた。

 この結果を受け母国メディアは「AFCチャンピオンズリーグで日本相手に6連敗を喫している」と嘆きを伝えている。

 試合開始の序盤は川崎がビルドアップで苦しみ、攻撃の圧を強めた山東が優勢な流れに。しかし前半28分、山東はハンドで相手に与えたPKで被弾し失点。同33分には川崎のFWマルシーニョのゴールでリードを広げられた。

 後半には一進一退の攻防が続き、後半22分にMFフェルナンジーニョの得点で山東が1点を返す。同34分に川崎FW家長昭博に決められ再び2点差とされるも、後半40分に長身DFジャジソンが打点の高いヘディング弾を突き刺し2-3まで相手を追い込んだ。

 しかし山東の反撃もここまで。ホームの利点を生かせず第1戦は川崎に敗れている。中国メディア「sohu」は「山東泰山はAFCチャンピオンズリーグで日本相手に6連敗を喫している」と報じた。

 ただ一方で、山東は「多くのゴールチャンスを得た」と試合データに注目。「山東のボールポゼッション率は58.5%に達し、シュート数は20本のうち9本が枠に当たった」と川崎を脅かした攻撃面を評価。「今大会ではアウェーゴールルールが廃止されたため、次のアウェーゲームで山東は次のラウンドに進出するチャンスがまだある」と希望を捨てなかった。(FOOTBALL ZONE編集部)