PSGでプレーする韓国代表のイ・ガンイン【写真:Getty Images】

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久保、三笘、冨安、伊藤、堂安の名前が浮上

 韓国代表MFイ・ガンインは昨夏、スペイン1部マジョルカからフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)へと移籍した。

 フランスメディアによれば、PSGはイ・ガンインの成功を受け、今夏には2人目のアジア人選手、それも日本人選手の獲得に動く可能性が浮上しているという。

 イ・ガンインは現在、アジアカップのためにチームを離れているが、今季公式戦16試合に出場して3得点2アシストを記録。リーグ・アン10試合はすべて先発出場と、タレント揃いのチームでポジションを確保している。

 フランスメディア「le 10 sport」は「PSGは昨夏に2000万ユーロ(約32億円)でイ・ガンインを獲得して周囲を驚かせた。この韓国人はスポーツ面でもいいパフォーマンスを見せただけでなく、この移籍は主にマーケティング面で成功を収めた」と韓国人選手の加入はポジティブな成果を残していると伝えた。

 そして、このイ・ガンインの移籍の成功を受け、PSGはアジア市場をさらに拡大しようと目論んでいるようだ。ジャーナリストのダニエル・リオロ氏は、2人目のアジア人選手として、日本人選手か韓国人選手の獲得の可能性があると語っていたという。

「次の夏の移籍市場で、PSGはアジアでの動きを活発に行うだろう。彼らはイの移籍がビジネス面でどれだけ成功したかを確認しており、2人目のアジア人がやってくる可能性は非常に高い。彼らが動くのは間違いなく、日本人か、韓国人になるだろう」

 記事では、PSGが関心を示す日本人選手は「明らかな2人」として、レアル・ソシエダのMF久保建英とイングランド1部ブライトンの三笘薫の名前が挙がっている。そのほかにも、アーセナルのDF冨安健洋、ドイツ1部シュツットガルトのDF伊藤洋輝、そしてフライブルクのMF堂安律とアジアカップに出場した森保ジャパンの主力選手を「PSGの候補に入る可能性がある」と伝えている。

 また、イ・ガンインに続く韓国人選手としては、トッテナムのFWソン・フンミン、バイエルン・ミュンヘンのDFキム・ミンジェ、そしてウォルバーハンプトンのFWファン・ヒチャンといった欧州リーグの第一線で活躍する選手が取り沙汰されている。

 PSGはイ・ガンインに続く新たなアジアのスター選手をチームに加えることができるのか。夏の移籍市場での動きに注目だ。(FOOTBALL ZONE編集部)