【やってみた】100グラム69円の鶏むね肉、一番柔らかくなる方法は?

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節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんの「食費節約レッスン」で、貯め上手・遣い上手になりましょう。

節約お肉と言えば、鶏むね肉ですね。値上がりしているとはいえ、まだまだグラム当たりで考えると他のお肉と比べてもお手頃です。そんな鶏胸肉ですが、ちょっとパサパサして食べにくいという難点も。クックパッドでも「鶏むね肉 やわらか」が人気の検索ワードです。

今回は、市販の鶏むね肉がやわらかくなるアイテムで実際どうなのかを正直レビューします。ただし、私自身の感覚ですので必ずしもみなまさの感覚とは異なる結果になるかも知れません。この記事で気になった方はぜひお試しいただけますと嬉しいです。

今回使ったのはこちらの国産鶏むね肉!100グラムあたり69円と手ごろなお値段のものです。

そして今回の鶏むね肉やわらかアイテムをご紹介します。

画像左からキューピーマヨネーズ、味の素 お肉やわらかの素、マルコメ プラス糀 塩糀パウダー

マヨネーズは、公式サイトの記事を元に、100gあたり12%のマヨネーズを揉みこんで10分漬け込むことでしっとり柔らかくジューシーに焼きあがるという検証結果をもとにしています。

味の素 お肉柔らかの素

 
内容量50g 公式サイト価格 3袋で900円(税込)送料別

原材料名:食塩(国内製造)、酵母エキス、ホワイトペーパー、デキストリン/加工デンプン、調味料(アミノ酸)、増粘多糖類、酵素

使い方:お肉100gに小さじ1杯程度を両面にまんべんなくかけて、お肉になじませたら5分以上おいてから加熱調理。塩こしょう味が付くので味付け不要です。パウダーの香りは一般的な唐揚げ粉に近いです。

マルコメ プラス糀 塩糀パウダー 

内容量100g LOHACO価格 1袋298円(税込)送料別

原材料名:米こうじ粉末(国内製造)、食塩

使い方:お肉100gに小さじ1程度を両面にまんべんなくかけ、5分ほど漬けてから加熱調理。ほんのり塩味がついています。特にパウダーの香りはないため別に味付けがしやすいのが特徴です。

それぞれ100gのお肉にまぶして揉みこんで焼いてみます。今回は、下味など一切つけず、そのまま使用していますまた、肉は開くことはせず縦半分程度に切ったものを使用しています。

焼き方は、フライパンで蓋をしてじっくりと焼きました。そして焼き上がりはこちら!見た感じ、マヨネーズはかなり縮み、塩糀からはドリップが出ています。

実食&感想


マヨネーズ

何もしないよりはよいのでしょうが、パサつきはあります。そして鶏肉独特の風味も感じられ、こちらは好き嫌いが分かれそうなところです。冷めるとパサパサ感が増します。しかし、切り方を薄く削ぎ切りにして、下味をプラスして調理をすれば、手軽にやわらか調理ができます。

お肉やわらかの素

ドリップ少なく、焼き上がりもきれい。そのうえ味が付いているので焼いてすぐに食卓に出せるのもポイントが高いです。5分程度で本当にしっとりジューシー、冷めてもお肉がやわらかく、商品名に偽りなくお弁当にもつかいやすいアイテムだと思いました。ただ、味が付いているのでレパートリーが広がりにくいかも知れません。

プラス糀 塩糀パウダー

ドリップが多く心配していたのですが、パサつきは少しありますが、お肉にプリッと弾力が出てうま味がUPしています。ほんのり塩味が感じられ、これだけでも美味しいですが、おかずとしては物足りないので、他の味付けと共に使うとよりよいでしょう。味を変えて応用がしやすいのはメリットですね。1袋100g、300円ほどで売られているので、コスパも良い!まとめて鶏むね肉を2キロ購入していろいろな下味をつける際に加えたいですね。

残ったお肉は…

それぞれ部位に分けて、味付けをしたり、ハーブを付け足して下味冷凍にしました!マヨネーズ、お肉やわらかの素、塩糀パウダーこの3つがあれば、鶏むね肉料理のレパートリーも増えそうですね。

価格などの情報は2023年12月の執筆時点のものです。

丸山晴美さん

旅行会社、コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー。食費はもちろん生活全般の節約術・ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなど様々なメディアで活動中。
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