レコードで圧勝したキャットファイト(左から2頭目、撮影:下野雄規)

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 アスター賞を5馬身差の2歳コースレコードで圧勝したキャットファイト(牝2、美浦・上原博之厩舎)は、12月10日の阪神JF(2歳牝・GI・芝1600m)に直行する。

 キャットファイトは父ディスクリートキャット、母フラマブル、母の父パイロという血統。同牝系には21年のサンチャリオットS(英G1)などを制したサフロンビーチ(Saffron Beach)がいる。

 本馬は今年6月、東京競馬場の2歳新馬戦でデビュー。続く8月の2歳未勝利戦で初白星を挙げると、3戦目のアスター賞は5馬身差で圧勝した。台風の翌日で稍重でのレースとなったが、タイムは1分33秒1のレコード。04年の朝日杯FSでマイネルレコルトがマークした時計を0.3秒上回る驚愕の時計だった。通算成績は3戦2勝。