キーンランドCの過去10回データ(c)netkeiba.com

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 8月27日(日)に札幌競馬場で行われるキーンランドカップ(3歳上・GIII・芝1200m)について、過去の枠順データから検証していく。なお今回は、函館で開催された13年は除外し、12年および14年から22年の過去10回をもとにデータを抽出した。

 7枠から7頭が馬券に絡んでおり最多で、4枠が6頭で続く。一方、1枠は1頭のみで最少となっている。

 過去10年の枠順別成績は以下の通り。

【1枠】0- 0- 1-16/17 勝率0.0% 複勝率5.9%
【2枠】1- 0- 1-14/16 勝率6.3% 複勝率12.5%
【3枠】0- 2- 0-17/19 勝率0.0% 複勝率10.5%
【4枠】2- 3- 1-14/20 勝率10.0% 複勝率30.0%
【5枠】0- 1- 2-17/20 勝率0.0% 複勝率15.0%
【6枠】3- 1- 0-16/20 勝率15.0% 複勝率20.0%
【7枠】3- 1- 3-13/20 勝率15.0% 複勝率35.0%
【8枠】1- 2- 2-15/20 勝率5.0% 複勝率25.0%

 1~4枠が【3-5-3-61】、5~8枠が【7-5-7-61】と明らかに外枠が有利。1、2枠に入ったら相当厳しいことがわかる。

 人気薄でも同様で、5番人気以下で3着以内に好走した11頭のうち、10頭は4枠より外。人気を問わず、中枠~外枠を中心に馬券を組み立て、内枠の馬は連下程度にとどめておくのがベストだろう。