今年も札幌競馬場に世界の名手たちが集結する(2022年の様子、撮影:高橋正和)

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 8/26(土)は新潟・小倉・札幌の3場開催。25日正午時点の馬場状態は3場全て芝・ダート共に良。天気は新潟が雨のち晴れ、小倉と札幌が晴れ一時雨の予報となっている。

■小倉サマーJでアサクサゲンキ連覇なるか
 小倉4Rは小倉サマージャンプ(JGIII)。前年の覇者アサクサゲンキは重賞初制覇がかかる小牧加矢太騎手とのコンビで出走する。他に、4月の中山グランドジャンプで4着だったテーオーソクラテス、障害2戦目で勝ち上がった平地オープン馬ディアマンミノルなど。

■札幌でWASJが開幕
 土日にかけ、札幌競馬場で2023ワールドオールスタージョッキーズが開催。本日は10・11Rで前半戦が行われる。各レースのポイント制で、個人戦と、外国・地方競馬代表騎手とJRA所属騎手に分かれるチーム対抗戦で争われていく。出場選手は以下の通り。

・JRA代表騎手
戸崎圭太騎手
川田将雅騎手
横山武史騎手
武豊騎手
C.ルメール騎手
岩田望来騎手
坂井瑠星騎手

・地方競馬所属騎手
宮川実騎手(高知)

・外国招待騎手
アレクシス・バデル騎手(香港)
レイチェル・キング騎手(オーストラリア)
ジョアン・モレイラ騎手(ブラジル)
ルーク・モリス騎手(イギリス)
ウンベルト・リスポリ騎手(アメリカ)
マリー・ヴェロン騎手(フランス)

■BSN賞でヴァンヤール久々の勝利なるか
 新潟11Rはダート1800mのBSN賞(L)。ヴァンヤールは4月のアンタレスSで2着、5月の平安Sで3着と重賞でも存在感を見せてきた実力馬。オープンなら上位の存在と言え、昨年7月以来の勝利に期待が掛かる。鞍上は荻野極騎手。他には、前走のアハルテケSで2着だったガンダルフなど。

■九州産馬限定戦のひまわり賞
 小倉9Rは九州産馬限定で行われる芝1200mの2歳オープン・ひまわり賞。エイシンフラッシュ産駒の熊本県産馬アイタカ、佐賀から参戦するテイエムサガドン、未勝利を5馬身差で制したユメカナウケンなど。

■新潟6Rでカイカヨソウの仔フルレゾンがデビュー
 新潟6Rは芝1600mの新馬戦。地方で重賞を6勝したカイカヨソウの仔フルレゾンが鞍上M.デムーロ騎手で初出走。他には、南関東で重賞を2勝しているライトウォーリアの妹イリディセントなど。

■新潟5Rでルージュエヴァイユの妹がデビュー
 新潟5Rは芝1800mの新馬戦。現4勝のルージュエヴァイユを姉に持つマインドユアビスケッツ産駒リーチユアドリームが菅原明良騎手とのコンビでデビューする。他に、レイデオロ産駒ペッレグリーニなど。

■小倉5Rの新馬戦にパフなど
 小倉5Rは芝2000mの新馬戦。ダートグレード競走2勝のレーヌブランシュを姉に持つレイデオロ産駒パフ、JRAで4勝したフランツを兄に持つドゥラメンテ産駒リンドバーグなどが初勝利を狙う。

■札幌5Rの新馬戦にサンダーユニバンスなど
 札幌5Rはダート1700mの新馬戦。ドレフォン産駒のサンダーユニバンスはジョアン・モレイラ騎手を背に初出走を迎える。他に、きょうだいに17年のエーデルワイス賞覇者ストロングハートなどがいるジョナ、重賞3勝馬カデナが近親にいるソニックロプロスなど。

■奥村豊師のバースデー
 奥村豊調教師は本日が46歳の誕生日。管理馬は小倉サマーJのテーオーソクラテスなど小倉で4頭が、札幌では3頭が出走を予定している。