武豊騎手×ラフィアンで11年半ぶりの勝利なるか(12年の宇治川特別優勝時、(c)netkeiba.com)

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 今週の武豊騎手は土日ともに札幌で、土曜5鞍、日曜5鞍の計10鞍に騎乗する。

 日曜11Rのキーンランドカップ(3歳上・GIII・芝1200m)ではゾンニッヒ(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)に騎乗する。前走の青函Sに続く、2戦連続2回目のコンビ。当時が初の1200mだったが、中団からあっさりと差し切って、スプリント適性を示した。もちろん、鞍上もこの一戦で手の内に入れたことだろう。武豊騎手はこれまでキーンランドCに8回騎乗し、20年にはダイアトニック、21年にはメイケイエールで1番人気に推されたが、それぞれ15着、7着に敗退。19年リナーテでの3着が最高着順となっている。今年こそ待望の初制覇といきたい

 また、ワールドオールスタージョッキーズでは2年連続、そして前身のワールドスーパージョッキーズシリーズ時代も含めれば3回目となる優勝を狙う。土曜札幌11Rの2023ワールドオールスタージョッキーズ第2戦(3歳上・3勝クラス・芝2000m)では、Aランクのマイネルクリソーラ(牡4、美浦・中野栄治厩舎)とコンビ。(株)サラブレッドクラブ・ラフィアンの所有馬に騎乗するのは、16年8月28日の札幌12R・2016ワールドオールスタージョッキーズ第4戦のマイネルネーベル(11着)以来、7年ぶり。同じく勝てば12年2月5日の京都9R・宇治川特別のマイネルカリバーン以来、11年6カ月ぶりとなる。