0おすすめ685_旦那_善哉あん (1)

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大好きな人と結婚をしたとしても、愛というのはいずれ冷めてしまうものなのでしょうか? きっとお互い恋をしていた頃の気持ちのままでいられたら、ずっと大好きでいられたはずなのに……そう思ってしまうこともあるでしょう。しかし、冷めるにしても何か原因があるはずです。今回の相談者さんは、あることがきっかけで急に愛が冷めたそうです。

『結婚23年、夫が浮気していることがわかりました。証拠を抑え次第離婚も覚悟で話をするつもりです。最初のうちはできれば離婚は避けたいと思っていましたが、どうやら息子も父親に対して疑いを持っていたようで……。

「お父さんクズだね」と言われた瞬間「そうだ、家族と浮気相手のどっちとも上手くやっているつもりのろくでなしだ」と思いました。「家族より大事ならお好きにどうぞ」と自分でも驚くほど急に夫に対する愛が冷めた気がします。

洗濯も食事の支度もこれまで通りしていますが、あくまでも家族だからお世話しているだけです。もちろんきっかけはいろいろあるでしょうけれど、みなさんが旦那さんに冷めたのはなにが原因でしたか?』


相談者さんはまだ離婚を切り出したわけではないようですが、お子さんの発言もあり確実に旦那さんへの気持ちが冷めているそうです。そこでふと、「他の人たちはどのようなタイミングで旦那さんに冷めたのだろう」と興味が出てきたようです。

冷めた瞬間1. 浮気をされた

ママスタコミュニティで「どんなときに旦那さんに冷めたのか」答えてくれた人のなかで特に多かったのは、相談者さんと同じように「浮気をされたから」というものでした。

『うちも不倫。一度信用がなくなると、一緒にいる意味がわからなくなる。どれだけ嘘をつかれていたのだろうって。あとからいろいろつながってきて、旦那が怖くなった』


『完全に冷え切っている。理由は出会い系サイト。何回もやっていてその度にケンカ。理由は寂しかったからだと。こっちは子どものことで忙しいのに』


『結婚15年だけれど、冷めている。育児に奮闘しているときに、キャバクラへ行きまくって女と連絡とっていたのが原因。ただでさえ仕事を言い訳に育児ノータッチだったから、身体の関係の有無に関係なく、他の女に使う時間があるなら子どもたちに使って欲しかった』


他の女性と体を重ねたのはもちろんのこと、家族のために使ってほしかった時間やお金を他の女性のために使っていたことにもママたちは怒りを感じたようですね。信頼していたのに浮気をするため「残業で」「友人との飲み」などと嘘をついた裏切りは、自身が大変だった時期であればあるほど許せるものではありません。発覚してから「2度と浮気はしない」という言葉を言われたとしても全て嘘に聞こえてしまい、「この人の何を信じればいいのだろう」と愛情をもてなくなってしまう気持ちも理解できます。

冷めた瞬間2. 思いやりがない

旦那さんに思いやりが欠けていたから冷めた、という声もありました。

『私の場合は、夫が私が実親と絶縁していることや、私の職歴(図書館職員を2年でやめて、ショップ店員をしていたこと)を陰で馬鹿にしていたと知ったときに冷めた。この人は、私の何を愛して結婚したんだろうって悲しくなった』


慣れからなのかわかりませんが、たしかに「結婚してから見下してくるようになった」という話はたまに耳にすることもありますよね。自分のことを好きで結婚をしたはずの旦那さんからバカにされるというのは、きっととても辛かったことでしょう。

『冷めた理由はどんなときでも自己中だから。子どもが旦那の不注意で頭を打って意識がなくなり救急車に運ばれたら、ずっと「俺は悪くない」と。意識がないのに「救急車なんて大袈裟」呼ばわりされたことも許せない。極めつけは、自分の友人の集まりに強制参加させていたときに、子どもをプールに放り投げられたのに一緒にケラケラしていた』


筆者の子どもにも似たような経験があります。わが子は水が嫌いなのに夫はウケねらいがしたかったようで、プールにある滝のように水が流れている場所に子どもを抱きかかえて連れていってしまったことがあります。そのときの子どもは大泣きで怯えていました。

せっかく楽しくすごせるはずの遊びは台無し、子どもの気持ちより自分の面白さを大切にする人間なんだと残念に感じました。

『出産時の「痛かった? 楽勝でしょ」っていう発言。「つわりくらいで辛いって言うな」「だったら堕ろす?」って発言も』


一番寄り添ってほしいときに寄り添ってくれない旦那さんなんて、そばにいる意味がどこにあるのかと思わされてしまいますね。

みなさんそれぞれエピソードは違うものの、思いやりのない旦那さんに冷めた瞬間が確かにあったようです。旦那さんでなく他人にされても嫌であろう発言や行動を、なぜ旦那さんは理解しなかったのでしょうか。そういうことを理解できないところも、「冷める」理由のひとつなのかもしれませんね。

後編へ続く。

文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・善哉あん