ダート替わりで一変が期待できるアンジュグルーヴ(今年6月撮影、ユーザー提供:mailaさん)

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 土曜札幌2Rの2歳未勝利(ダ1700m)はアンジュグルーヴ(牝2、栗東・安田翔伍厩舎)の一変がある。

 デビュー戦だった前走の新馬(東京芝1600m)は、好位から伸びずバテずの1秒1差の5着。この一戦を見る限り、芝ではややスピード不足だったかも。確かに血統を見ると、父はニューイヤーズデイ。何より母系が圧巻で、母の半兄にはヴァーミリアンやサカラート、ソリタリーキングなど、砂の大物がズラリと並ぶ。ならば芝とダート、どちらに適性があるかは明白だろう。

 現2歳が日本でのファーストクロップとなる父の産駒は、これまで延べ18頭で2着3回、3着4回と惜敗続きだが、ここで待望の初勝利といきたい。